「車がだいぶ汚れてきたから洗車したいけど、洗車ができる場所はどこだろう.......」
「自宅は洗車するスペースがないから、できれば近場で手洗い洗車ができる場所を知りたいけどあるのかな?」
自分で愛車を洗車することには、経済的なメリットや時間の節約など多くの利点があります。
しかし、特に手洗いで洗車をするとなるとスペースも必要ですし、何より水道が必要になるので賃貸の方などは環境的に難しいですよね。
また、仮にご自宅に十分なスペース自体はあったとしても、周囲に迷惑をかけたり環境を汚染するリスクも考えるとなかなか洗車が思うようにできないなどもあるかもしれません。
本記事では、自宅以外にも洗車ができる場所としてガソリンスタンドや洗車場、出張洗車サービスなどを挙げ、さまざまな洗車場所の選び方とその利用方法について1987年創業「車のコーティング専門店ポリッシュファクトリー」の及川が解説します。
洗車初心者から経験者まで、どなたでも役立つ情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。
手洗い洗車ができる場所はどこ?
手洗い洗車ができる場所は、以下のような施設・場所となります。それぞれの特徴や注意点を見ていきましょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでは、洗車を行う手段として①洗車機を使用した機械洗車と②ガソリンスタンドのスタッフが行う手洗い洗車の2つのパターンがあります。
洗車機を利用した機械洗車と比較してスタッフの行う手洗い洗車は、機械洗車では届かないような細かい部分まで丁寧に洗ってくれるため満足感は高いと思います。
一方、機械洗車よりは少し料金は高く、時間もかかるので注意が必要です。
コイン洗車場
コイン洗車場には、セルフで手洗い洗車できるスペースと自動で洗車してくれる機械も用意されています。
都市部や郊外にも多数存在し、インターネットや地図アプリを利用して簡単に探すことができます。
下記のようなサイトから探すことができます。
コイン洗車場で、手洗い洗車をする場合はカーシャンプーや洗車用のスポンジなどの洗車に必要な道具は自分で用意し、備え付けの高圧洗浄機を使って洗車を行うことができます。
コイン洗車場はさまざまな人が入れ替わり利用するため、利用者全員が快適に使えるようにマナーを守ることが重要です。使用後は洗車のスペースを綺麗にし、次の利用者のために配慮するよう心掛けましょう。
レンタル洗車スペース
近年、取り巻く環境が変化しご自宅でなかなか洗車ができなくなったことにより新しくでてきた洗車の場所が「レンタル洗車スペース」「レンタル洗車ブース」です。
コイン洗車場もある意味、洗車できる場所を借りるという意味では一緒ですが、レンタル洗車スペースは洗車をするために専用のブースやスペースを提供してくれるサービスです。
一般的な洗車場やガソリンスタンドでは、屋外で洗車を行うことが一般的ですが、レンタル洗車スペースは冷暖房が完備された個室内で洗車作業ができるようになっているのが最大の特徴です。
また、シャッターや仕切り等で区切られているので、ある程度プライバシーが保たれた空間で洗車ができるのも魅力だとされています。
当然ながら環境が良い=値段は少し高くなるのでその点は下調べはきちんと行いましょう。
自宅
当然ながら「洗車ができる場所」として一番身近な存在が「自宅」です。
洗車をする十分なスペースがある場合は、ガソリンスタンドや洗車場を検討せず自宅で手洗い洗車するのももちろんOKでしょう。
出張洗車サービスも1つの手段!ただし料金は注意?
手洗い洗車ができる場所を紹介してきましたが、そのほかにも自宅に洗車をプロがしにきてくれる「出張洗車」というサービスもございます。
出張洗車サービスの利点
出張洗車サービスの最大の利点は、自宅など指定した場所で洗車を行ってもらえる点でしょう。
自宅で自分で洗車するのは大変、かといってガソリンスタンドでスタッフにやってもらうのも面倒だという方にはピッタリなサービスです。
時間や場所を選ばずにプロの手による洗車を受けられるため、忙しい方にとっては非常に魅力的で便利なサービスです。
また、出張洗車サービスは洗車にある程度慣れたスタッフが専用の道具を使うため、比較的質の高い洗車が期待できると思います。
利用方法と注意点
出張洗車サービスを利用する際は、まずウェブサイトやアプリで予約を行います。
そして日時や場所を指定し、必要なサービスを選択します。
利用時の注意点としては、ご自宅などの洗車スペースに洗車を行うにあたり十分な水道や電源が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
出張いただく分、当然ながら費用も相応にかかるのでその点も頭に入れておきたいところです。
また、車内の貴重品は事前に取り除き、洗車後の仕上がりをしっかり確認するようにしましょう。
水場のない場所での洗車方法
ウォーターレス洗車の方法
ウォーターレス洗車は、水を使わずに車を綺麗にする方法で、特に水場がない場所での洗車に適しています。
水なし洗車とも呼びます!
「水なし洗車」は水を使わないので場所を選ばないことや、バケツや水道を使わないので準備片付けの時間もほとんどかかりません。
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専用のウォーターレス洗車スプレーを使用し、車の表面にスプレーしてからマイクロファイバータオルで拭き取ります。これにより、汚れを浮かせて拭き取ることができるため、洗車水を使用せずに車を清潔に保てます。
必要な道具と製品
ウォーターレス洗車には、ウォーターレス洗車スプレー、マイクロファイバータオル、ホイールクリーナー、ガラスクリーナーなどの道具と製品が必要です。
ウォーターレス洗車スプレーは、市販でいろいろ出てきていますのでご自身の好みに合ったものを探しましょう。
なお、マイクロファイバータオルは、汚れを効果的に拭き取るために数枚用意しておくと便利です。
手順と注意点
ウォーターレス洗車の手順は次の通りです。
まず、ウォーターレス洗車スプレーを車の一部にスプレーします。
次に、マイクロファイバータオルで優しく拭き取ります。これを車全体に繰り返し行います。
特に汚れがひどい部分には、スプレーを多めに使用し、まず一方方向に汚れを優しく取り、再度スプレーをし、拭き取る際には新しい面を使うようにしましょう。
注意点としては、極端に汚れた車にはウォーターレス洗車は適さないため、水を使った洗車を行うのがおすすめです。
洗車場所の比較と選び方
洗車場所には、ガソリンスタンド、コイン洗車場、レンタル洗車スペース、自宅、出張洗車サービスなどがあります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
ガソリンスタンド(時間と質をある程度求める方におすすめ)
メリット: ある程度の設備が整っていて、手慣れたスタッフの手洗い洗車が受けられる。
デメリット: コストはかかる。やや混雑することがある。
コイン洗車場(自宅にスペースがなくご自身で洗車したい方におすすめ)
メリット: 自分で洗車できる、高圧洗浄機などの自分で用意するのが大変な道具が揃っている。
デメリット: 利用料金がかかる、場所によっては混雑することがある。
レンタル洗車スペース(快適な環境で洗車をしたい方におすすめ)
メリット: ある程度プライバシーが保たれた快適空間で洗車できる
デメリット: 利用料金がその他の場所に比べて、割高になる可能性がある
自宅(コストを抑えたい方におすすめ)
メリット: 手軽にできる、時間を自由に使える、コストが安い。
デメリット: 道具や設備が揃っていないことがある、環境に配慮する必要がある。
出張洗車サービス(プロの品質を求める方におすすめ)
メリット: 自宅で洗車が受けられる、プロの手による高品質な洗車が受けられる。
デメリット: コストが高い、利用エリアが限られていることがある。
まとめ
本記事では、「自宅以外にも洗車ができる場所」というお題で、具体的な場所、そしてその場所別のメリット・デメリットについて、1987年創業「車のコーティング専門店ポリッシュファクトリー」の及川が解説してまいりました。
自宅やガソリンスタンド、コイン洗車場、出張洗車サービスなどを細かく解説してまいりましたが、ぜひ自分に合った洗車場所を見つけ、愛車を綺麗に保ち、快適なカーライフを送ってくださいませ。