洗車とコーティングに役立つ知識

予約が取れない、おすすめ車コーティング専門店とは。キーパーは評判悪い?

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴32年。

自分の愛車をずっと綺麗にし続けたい。

だから大切に丁寧に扱ってくれる、信頼できるオーナーのカーコーティング専門店で施工をお願いしたい。

一生をかけて車のことを相談できるようなコーティング専門店に出会いたい。

そんなお悩みの方にご覧いただいてるかと思います。

もしくは、カーコーティングって色んなところでできるみたいだし、場所によって何が違うのか全く分からない。

特に最近キーパーコーティングってよく聞くけど、評判いいの?

そんな方もいるでしょう。

私は、専門店を1990年に設立し、今現在もコーティングの施工に従事しており、日々お客様の愛車と向き合っております。

コーティング歴は設立以前を含めると約35年になります。

本記事では私がこれまで培ってきた経験と知識を踏まえ、後悔しない必ず満足できる、おすすめ車のコーティング専門店の特徴を紹介したいと思います。

また専門店に決めておらずどこでコーティングするか迷ってる方向けにも、昨今話題のキーパーコーティングの評判や、

ディーラー、オートバックスのコーティングの特徴について紹介したいと思います。

 

じっくりと一言一句こだわって説明しているので、長文になっております。

早く結論を見たい方はまずはこちらを御覧ください!また目次を参照くださいませ。

おすすめしたい車のコーティング専門店7つの特徴

  • より良いものを求めてコーティング液剤を日夜研究している
  • コーティングだけを生業にしている
  • 塗装の知識が豊富、施工するための環境、機材、照明にこだわりがある
  • 正しいコーティングの知識を伝えられる(6層以上の提案、硬さだけのPRをしない)
  • 施工者にこだわりが感じられる、質問要望に的確に答えられる
  • 経営者が施工者でもある
  • +α 表面的な価値以上に、話をしてみたいと思える人間性やコーティングに対する真摯な向き合い方がウェブサイト、SNSからひしひしと伝わってくる

【前提】車のコーティング効果は4つの要素できまる!

まずは、コーティングの効果をきめる4つの要素について紹介したいと思います。

前提知識として知っていただいた方が、おすすめコーティング専門店の特徴も理解しやすいかと思いますので、

説明していきたいと思います。

1.施工機材

コーティング施工においては、

傷やコーティングのムラを見るための照明、塗装ごとに応じたポリッシャー(磨く器械)や、バフ(ポリッシャーにつける円盤状の研磨道具)、

コンパウンド(研磨粒子が含まれた磨き剤)が特に重要な機材になります。

照明は光源タイプ、光量や色温度、照射の調整など、実は様々な種類があり、ピンきりです。

照明は、コーティング施工者にとっては、”眼”とも言える存在で、”眼”が良くないと、的確なコーティング作業はできません。

私自身今でも照明の情報収集は続けており、傷やムラの見え方の違いを日々検証しているほど拘りをもっています。

適切な照明がない場合

最新の優れた照明がある場合、傷が見える

このように塗装への傷を見落とさないため、そしてコーティングのムラを見逃さないようにするために、各種照明を取り揃えていることが大切です。

そして、塗装の状態は、メーカー、車種、色、保管環境などによって、状態様々です。

「この車種には、この機材」みたいな形でルーティーン選択されるものではありません。

施工者がしっかりと目で見て、塗装を触り状態を確認した上で、それに合うポリッシャー、バフ、コンパウンドを選択する見極める力が大切になります。

そのため、どんな塗装の状態がきても下地を作れるように、何十種ものポリッシャーやコンパウンドを揃えて使いこなしていく必要があるでしょう。

2.施工環境

施工環境は、完全密閉で、湿度と温度をコントロールできる環境がよいでしょう。

吹き曝しの屋外の環境では、砂やホコリを巻き込んでしまいボディを傷つけてしまう可能性があります。

また、湿度温度を一定の環境で施工できないと、コーティングの液剤を拭き取る作業に支障がでたり、硬化不良といった問題が生じてしまうこともあります。

そのため、屋内で完全密閉、温度湿度が一定に管理できる場所でコーティング施工できることが必須条件です。

3.施工者

施工者のスキルは、大きく2つに大別されます。①塗装の知識 ②施工道具を使いこなすスキルの2つです。

コーティング剤を塗る前に、塗装の下地を調整するこの2つのスキルは、”下地処理”を丁寧にやるために必要なスキルになります。

下地処理が丁寧にできていないと、傷が残っていて目立ったり、コーティングの密着不良で思ったよりも早く効果が失われたりと、コーティングの効果が悪くなるリスクがあります。

塗装の知識

塗装の状態は、メーカー、車種、色、駐車環境、使用状況によって千差万別です。

一台の車でも場合によっては、部位ごとに塗装状態が違うこともあります。

そのため過去磨いた際の、経験・感覚が重要になります。少し磨いてみて、「あのときの車の感覚に似ているから、このポリッシャーとこのバフ、コンパウンドを組み合わせれば上手くいくだろう」、というように肌感覚があり、経験がものをいう世界になります。

塗装の知識がないと、1つの傷をなくすのに必死になりすぎて、塗装の下地がでてしまったり、

反対に本来取れる傷を取らないでビビってしまい下地処理を終えたりと、中途半端な仕上がりになってしまいます。

そのため、塗装の状態を正しく把握する知識は、コーティングの品質を決める重要な要素になります。

施工道具を使いこなすスキル

塗装の状態を正しく把握した上で、下地処理をするのですが、道具を上手く使いこなせないと、傷がとれなかったり、反対に磨き傷と呼ばれる微細な傷をつけてしまう可能性があります。

平面な塗装を磨くのはそこまで難しくないのですが、

平面ではない湾曲したデザインの塗装のめくれ部分に関しては、バフが塗装面に対して平行に当たりにくく、傷がとれなかったり、磨き傷が残ってしまう部分になります。

↗↗↗こちらの画像、外側に膨らまず内側に湾曲した部分は磨く際にバフ(研磨する布やスポンジなど)が平均的に当たらないと磨けたり磨けなかったりする部分が出てきます。しかも強く当たる部分には磨き傷が残りオーロラという磨き傷の白ぼけが残ります。

↗↗↗こちらの画像のこの面は外側に膨らんでおらず逆Rの形状なので真ん中の中心付近はへこんでいるのでいますね。この中心部にある傷はとれにくく強く当てすぎると今度は仕上がりまで行かなかったりするのです。

また、磨く本来の目的は、塗装をできる限り平滑にするための作業であるため、多少バフを当てるだけで良い部分もあります。

しかし、ポリッシャーを使いこなせないと、もう当てる必要がない部分に過度にあて過ぎてしまい、

不要に塗装を削ってしまうこともあります。最悪塗装の下地が見えてしまうことも、、

↗↗↗この部分はエッジが張っていてややもするとエッジ以外の部分を磨こうとしていても実はエッジしか磨けていない場合がほとんどです。危険な場所です。

↗↗↗この部分も逆R形状なのでバフの上端部分と下端部分が無駄に削れてしまうのでバフの大きさや当てかななどを工夫しないといけない部分ですね。しかもクリア塗装の薄いクルマは意図しないクリア塗装を削ることにより塗装の寿命を極端に減らすことになるのです。

↗↗↗バフの中心部分は塗装のR部分の膨らんだ頂点をを削る部分になりますので一番出っ張っている部分はどんどん削れていきますが上下部分はあまり削れません、しかも下側のキャラクターライン部分も削れやすい部分なのです。

塗装の状態を正確に把握し、道具を使いこなして、下地処理をする施工者のスキル・経験が重要になります。

【番外編】施工者の車に対する向き合い方

いくらスキルがあっても、いくら知識があっても、結局は車のことをどれだけ真剣に考えられ、

自分の愛車のように大切に思えるか、といった心の部分がないと、必ずどこかでつまずく部分がでてくるものです。

車に想いがなく、仕事のための仕事になってしまい施工されると、一見丁寧にやってるように見えても作業のヌケモレは必ず生じてしまいます。

そしてそれはお車がお客様のところに渡ったあとに、施工不良として気づかれるものです。

ですので、判断しにくいですが、施工者の人間性、心のあり方は、実は一番重要な部分なのかもしれません。

4.コーティング液剤

最後に、コーティング剤の性能も重要な要素になります。

いくら下地処理が丁寧でも、塗装の上に載せるコーティング皮膜が脆かったり、

シミになりやすかったりすると、コーティング自体の意味がありません。

コーティング剤は日進月歩で進化していますので、現状に満足せず、新しいものにチャレンジしていく姿勢は大切かと思います。

コーティングの良し悪しは、4つの要素の足し算ではなく、掛け算だと思います。

どれか一つでも良くなかったら、質は悪くなると思います。

以上、コーティングの品質を決める4つの要素について詳しくみてきました。

おすすめしたい、予約がとれないカーコーティング専門店の特徴

では、ここからは、本題の何ヶ月先の予約でも待ちたくなるような、おすすめ車コーティング専門店の7つの特徴について、

説明していきたいと思います。

この特徴に関しては、あくまで私のこれまでの35年というコーティング業界での経験を踏まえて考えたものになりますので、

違う意見もあるかと思います。ご参考までにされてください。

1.より良いものを求めてコーティング液剤を日夜研究している

コーティング剤は日進月歩で進化しています。ワックスから始まり、

ポリマーコーティング、ガラスコーティング、そしてセラミックコーティングと、様々なコーティング剤が開発されています。

硬化型コーティングのイメージ画像

専門店によっては大手メーカーのコーティング剤を採用せず、独自に開発されたコーティング剤を使用しているところもあれば、

液剤の組み合わせ方を工夫して、最高のパフォーマンスを追い求めているところもあります。

そういった専門店に共通しているところは、現状に満足しない姿勢かと思います。

もっと素晴らしい水弾きの特性をもてないか、もっとシミがつきづらくできないか、もっと耐久性を伸ばせないか等、

お客さんに喜んでもらうために、日夜コーティングについて考え、試験し、一喜一憂し、前だけをみて研究し続けています。

私が知っている、お客さんに常に満足いただいてる専門店は、どこもそのような姿勢です。

どの業界でも同じかもしれませんが、現状に満足せず、常に新しい情報知識を元に、新たなことを試す姿勢が、サービスの価値に繋がっていると思います。

2.コーティングだけを生業としている

車販売をしているお店がコーティングも手掛けていたり、コーティングをやられていたお店が、

デッドニングを始めたり、とコーティング以外に軸足を移す商売をされているお店もあります。

ワンストップで様々なサービスを提供することで経営理念的にはよくみえてしまうものですが、

経験上多角化による本業の停滞が潜んでいるケースが多いです。

車以外の業界では、そうでないケースもあると思いますが、

特にコーティング業界に関しては、多角化されているお店は注意が必要だと思います。

コーティングは奥が深いサービスです。

徹底して一つの事にあたり、突き詰めていくことが素晴らしい事だと思いますし、お客様のためにもなると思います。

3.塗装の知識が豊富

下地処理は重要なプロセスです。

特に磨き工程は塗装の傷を最小限のプロセスで、最大限取り、平滑な状態に塗装をする必要があります。

先程も申し上げたとおり、塗装の状態は、メーカー、車種、色、駐車環境、使用状況によって千差万別です。

過去の経験から磨きに使用する最適な機材を組み合わせ、塗装を削りすぎず、

最大限傷を取るという理想的な磨き工程を実現できるのです。

ですから、塗装がどんな状態か、過去の経験からある程度想定できる感覚が重要になります。

4.施工するための環境、機材、照明にこだわりがある

最高のパフォーマンスを実現しようと思えば、施工するための環境、機材、照明にはこだわるものです。

逆にそこそこの仕上がりでよければ、そこまで拘る必要はありません。

ウェブサイトに記載されているものだけでは、施工者の熱い思いがわからないこともあります。

検討されているコーティング専門店に、環境について聞いてみるといいかもしれません。

そこで紋切り型の端的な回答しか得られなければ、、、

5.正しいコーティングの知識を伝えられる(6層以上の提案、硬さだけをPRしない)

「膜数を増やせば増やすほど、より強固な被膜を作り塗装を守ることができます!最大10層です!」

「皮膜硬度は○○H!頑丈なので傷がつきにくいです!」

こんなPRをされているコーティング専門店は、避けたほうがよいでしょう。。。

層数が増えれば増えるほど、層間が物理的に増え、剥離されてしまうリスクが増えてしまいます。

塗装のコーティング皮膜の密着率をあげるために工夫をしているのに、

層間を増やしてしまうのは、あえてコーティングが剥がれやすい状況、リスクを作ってしまっているとしか言えないと思います。

液剤と技術レベルにより最大でも4~5層程度が層間剥離のリスクを抑えつつ、効果を最大化できるのではないかと思います。

また、皮膜硬度が高いからといって、傷がつきにくいとは言えないです。

なぜなら塗装自体がコーティング皮膜ほど硬いとは限らないからです。

塗装自体は柔らかいため、その上に硬い皮膜をのせても、割れてしまいマイクロクラックが入ってしまいます。

そのため、コーティング皮膜の硬さだけでなく柔軟性とのバランスが大切になります。

6.施工者にこだわりを感じられる、質問要望に的確に応えられる

こちらは、今までのものより抽象的な特徴になります。

何があるからこだわりを感じられるという決まり・条件はないので、感覚的なものになるかと思います。

コーティングについて質問したら、長年の経験に裏打ちされた、的確かつ説得力のあるわかりやすい回答が返ってきた。

お願いしてないのに、専門店側が先回りして気づいてくれて問題に対処してくれた。

そのような言動に、嬉しさの感情がわくか、それとも当たり前と感じるかどうか。

あなたが何も感じなければ、そこに施行者の思いやこだわりは無かったんだと思います。

専門店との対話を通じて、感情が揺さぶられるような経験を得られそうなお店かどうか、

感覚的な部分で判断する必要があると思います。

7.経営者が施工者である

大企業であれば、機能も分化しており経営者は施工しなくても(できなくても)よいと思いますが、

中小企業の場合は、経営者も施行者であるべきだと思います。なぜならあらゆることに経営者は意思決定で関与するからです。

意思決定するものが、お客様の細部にわたるニーズ含め、コーティングにおける機械や液剤など最新の状況を肌感覚で理解してないと、

誤った方向で意思決定してしまうことがあります。

それが施工者のモチベーションを下げることや、お客様の要望からはズレたサービス提供に繋がり、結局コーティングというサービス価値を下げてしまうのです。

【番外編】表面的な価値以上に、話をしてみたいと思える人間性やコーティングに対する真摯な向き合い方がウェブサイトやSNSから感じられる

昨今特に色々なメディアがあり、楽しみ方が増えてきている一方で、可処分時間は変わらず限りがあるため、

キャッチーな内容だけが目につきやすくなってきていると思います。

しかし、それだけに本質的な価値が現れるのでしょうか。

私は違うと思います。

ウェブサイト上のかっこよいモーション、洗練されているように見せる施工環境、設備。かっこよく編集されたYoutube動画。

確かに、価値を感じる方もいらっしゃると思いますし、否定はしません。

ただし、そこ以外で見落としがちな部分からも価値は判断できるのではと思います。

そしてそこが実はお店の良し悪しを判断するのに一番重要な部分だと思います。

それは、ウェブサイトやSNSに書かれている施行者・オーナーの言葉の部分です。

なかなかこちらも分かりにくい部分ですが、

言葉、内容から感じられるものは、プロ意識、スキル・知識への自信、そして本当に車を愛しているという気持ちの部分です。

「そんなのなかなか分からないよ」という方で本当に運命のコーティング専門店にお会いしたいという方は、まずはたくさんのコーティング専門店のサイト、SNSを見てみてください。

違いがわかり、私がお伝えしたいことがご理解いただけるかと思います。

キーパー(KeePer)、車コーティング専門店、ディーラー、オートバックスの違い

これまでは、コーティングをするのに専門店しかない!と決めてる方向けに、専門店の中でもどのような専門店がよいかを説明してきました。

一方で昨今は、様々なお店でコーティングできることから、何が専門店と違うのか、特徴は何なのか、気になる方もいると思います。

そこで、各社のコーティングの特徴を説明したいと思います。

キーパーコーティング、キーパーラボの評判、特徴

次に、昨今有名人を活用したYoutube戦略などで認知を獲得している、キーパー(KeePer)コーティングについて簡単に説明したいと思います。

圧倒的な店舗数を誇る日本最大手の洗車とコーティング店。

ガソリンスタンドに併設されているキーパープロショップなども含めると6,000店(2022年5月時点)を超える店舗数は圧倒的。

その中の膨大な一般的な作業データ量は日本一ではないでしょうか。

その中でもキーパーラボは屋内施工設備完備の専門店ということで信頼されています。

元々は快洗隊から始まり現在まで色々と成長をされていますが大手ならではの弱点もあります。

それは専業店のように納得のいくまで作業時間をかけられないとか拘りの作業があまり出来ないとか

車のコーティング専門店までに迫る内容の濃さには至ってないということがあるという事です。

液剤も独自開発ということですが、

専門店のような拘ったことを個別事案毎にやると言うことはおそらく出来ないかと思います。

作業されていて「もう少し磨いてあげたい!」とか「もう少し時間をかけてじっくりやりたい」

と言う想いのキーパーラボ社員の方もおられるでしょうが、

会社の方針で出来ずに唇をかみしめている方も少なくはないかと(私の勝手な想像に過ぎませんが)・・・

本来の目的はきっと洗車から素晴らしいコーティングまで一貫して行うお店という定義なのだと思います。

忙しい現代社会においては時間をかけずにキレイに出来る事は素晴らしいサービスだと思います。

現代は自宅の軒先で洗車をして水遊びをしていても白い目で見られる世知辛い時代になりました・・・

キーパーコーティングの特徴

キーパーには、ガソリンスタンド等で施工できるキーパープロショップと、直営であるキーパーラボの2種類あります。

今回は、キーパーラボにおける、コーティングの効果を決める先程申し上げた4つの要素について詳細説明していきたいと思います。

キーパーコーティングの機材は"そこそこ"の仕上がりレベルを求めるため

全国88店舗(2022年5月執筆時時点)という大所帯で展開するお店だけに、

人材育成の効率化や、質を一定にすることを基本方針としています。

極力作業工程をマニュアル化し、ある程度の塗装であれば対応できる機材を取り揃えているようです。

キーパーラボで働いていた方からの情報によると、磨く機械であるポリッシャーは、大きく3種類(シングル/ギア/ダブル)ある内の1種類ダブルのみを使用し、

バフは2種類、コンパウンドも2種類を使用する、が会社としての基本方針のようです。

そのため、常に最適な機材の組み合わせによる下地処理、ということではなく、ある程度”そこそこ”の仕上がりを目指していることが伺えます。

例えば、本来シングルを使えば落とせるはずの深い傷は落とさなかったりすることもあるでしょう。

また、照明に関しては、各種取り揃えているわけではなく、現状では蛍光灯のみのケースが多いようです。

 

先程も申し上げましたが、コーティング作業者にとって、照明は”眼”とも言える存在で、

光源タイプ、光量や色温度、照射の調整など踏まえて様々な種類を取り揃えたほうが、よく見えるため、細かな傷やコーティングのムラを検知しやすくなります。

そういった環境ではないことからも、”そこそこ”の仕上がり基準をベースとしていることが伺えます。

施工環境は充実している

施工環境に関しては、キーパーラボにおいては、コーティング専用ブースを設け、完全密閉で温度湿度をコントロールできる環境になっているかと思うので、

その点については安心できるでしょう。(キーパープロショップは屋外であることが多いと思います。)

キーパーコーティングの施工者のスキルレベルは一定でない

検定制度を設け、合格者しかできないコーティングメニューがあるようです。

しかし、検定の内容的には、会社のマニュアルに沿ったスムーズな動き、機材の使い方を判断としているようで、塗装ごとにおける最適なケミカル、機材の選択といった経験値や知識レベルまではみてないようです(というより、会社としては、時間管理が徹底されており、マニュアル外の行動を許さない!? )

塗装を熟知してないことで、もっと攻めるべき、攻めないの微妙な塩梅に到達したことがないため(許されないため)、

本当はもっと綺麗にしたい!傷を取りたい!と思っておられる社員さんもいることでしょう。

マニュアルにより、会社の求めるレベルという意味では、”まあまあ”の仕上がりレベルにはなっているかと思いますが、

一方で誰がみても”素晴らしい”仕上がりを求めるレベル、というのは残念ながら難しい環境、体制かと思います。

コーティング剤の性能は、効果よりも施工性押し

クリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパー、exキーパーどれもトップコートに有機質で出来ているレジン被膜を使用しています。

有機質の皮膜は、水垢水シミなどの無機質汚れに強いというメリットがありますが、

無機質のコーティング被膜に比べると、花粉や黄砂、排気ガスやピッチタールなど有機質の汚れに弱いというデメリットがあります。

そのため、無機質のコーティング皮膜に比べるとレジン皮膜は劣化しやすく、

定期的に皮膜の張り替えをするメンテナンスが必要になってしまいます。

ただし有機質の皮膜は、施工がしやすいというメリットもあります。

全国展開しているため質を一定に保つという観点からも、施工がしやすいということは会社として大きなメリットかと思います。

ディーラーコーティングの評判、特徴

ディーラーでのコーティングは、2パターンあり①外部に委託、もしくは②社内のコーティング内製部隊が施工することになります。

①に関しては、下請けのコーティング専門店に依頼して作業をお願いするもの、

②に関しては、コーティング専門部隊を設けて施行するケースと整備士などが兼任でコーティング施工するケースがあります。

ディーラーコーティングの特徴

機材は豊富にある場合でも時間に限りがあり、適切な下地処理は難しい

誰がコーティング施工するかによって異なりますが、内製で社内のコーティング部隊が施工となると、基本的には磨きなどの下地処理をせず塗って終了、ということが多いです。(新車の場合)

一方で、下請けのコーティング専門店での施工という場合も、塗装に応じた最適な機材の組み合わせをせずに、

ざっくり磨いて、塗って終わりとなるケースが多いです。

理由は、下請けとなるコーティング専門店の1回のコーティング施工による利益が非常にすくないためです。

ディーラーオプションの金額のだいたい10%〜35%程度がコーティング専門店の取り分となり、65%〜90%がディーラーの売上になってしまいます。。

また、コーティング施工に掛けられる時間も2〜3時間とすくないため、仮に機材が豊富にあっても、残念ながら、限られた取り分と時間に応じた仕事レベルになってしまいます。

塗装の状態に合わせて、最適な機材を組み合わせて、丁寧な下地処理を行うのは現行の状態では難しいでしょう。

施工環境はお店次第だが、最高のパフォーマンスを追い求める環境ではない

内製の場合、ピットの一部もしくは屋外で施工となるため、傷やムラの確認は残念ながら難しいと思います。

砂塵を巻き込んだり、ピット内で整備の方からブレーキダストが飛んでコーティングに悪影響を与える、

コーティングの質を求める環境ではないです。

外注の場合は、ディーラー駐在の場合と、下請け先の専門店で施工するケースがあります。

ディーラー駐在は、先程のとおりで良くない環境での施工となりますが、

一方で下請け先の専門店での施工の場合は、お店次第と言えるでしょう。

コーティング専用の空間で、各種照明も備えているような良いお店もあれば、蛍光灯しかないお店もあります。

そのため、最終誰がどこで施行するか次第で施工環境は変わりますが、

確実に「良い!」とは言えない、分からないため、リスクは伴います。

施工者は、スキル・知識が不足しているか、パフォーマンスを追い求めるモチベーションが生まれづらい状況

内製の場合、営業だったり、兼任の整備士が施工することが多いため、スキルは不足していると言えます。

また、外注の場合に関しては、先程申し上げたとおり、

①下請けのコーティング専門店の売上取り分が少ないこと②コーティング施工に掛けられる時間が2,3時間で少ないこと、

この2点のため、ベストな状態でコーティング施工ができないため、

仮にスキルがあったとしても、素晴らしい質を求めることはできないでしょう。

ディーラーコーティングの場合、結局誰がコーティングするかがわからない、が一番のリスクであると思われます。

コーティング剤は施工しやすいもの

コーティングの液剤は、ディーラー毎に異なりますが、

基本的には「完全無機質のガラスコーティング」ではなく、ポリマーをベースに、

ガラス繊維が多少含まれている「ガラス系コーティング」がメインの商材になります。

ガラス系コーティングは、施工がしやすいというメリットがありつつも、完全なガラスコーティングではないため、耐久性が劣ったりすることから、

現在のコーティング市場の中でベストな製品を取り扱っているとは言えないかと思います。

オートバックスコーティングの評判、特徴

オートバックスのコーティングは、昨今「Smart+1」というコーティングの専門店も展開しておりますが、

店舗数は少なく、メインはピットメニューの1つになります。

会社として統一のメニューということではなく、あくまで店舗単位で展開しています。

オートバックスコーティングの特徴

機材はお店によるが、こだわりはないレベル

店舗単位で展開していることから、どんな機材を使用しているかは定かではありません。

ただし、コーティング専業ではなくピットメニューの一つとして展開していることもあるため、

豊富な機材取り揃えということはなく、

現に照明設備などは、ピット内でコーティング施工するためこだわりがあるとは考えにくいでしょう。

施工環境は密閉された空間ではないことが多い

施工は、ピット内で行うため、修理、板金塗装、点検といったコーティング以外の作業と並行して行われる環境となっています。

そのため、コーティング専用に密閉された空間ということはなく、隣接する作業の影響をうけることも考えられます。

施工者は専任ではないことが多いから知識・経験が豊富とは言えない

施工者は、コーティング以外の作業もする整備士の方でもあります。

そのため、施工レベルが高いかは一概にわからないですが、

専業でコーティング作業をする専門店やキーパーなどと比べると、低いケースが多いでしょう。

コーティング剤はガラスコーティングではなく、ガラス"系"コーティング

コーティング剤に関しては、いわゆる「ガラス系コーティング」が多いです。

「ガラス系コーティング」は完全無機質の「ガラスコーティング」ではなく、有機質を含むため、確かに施工のしやすさはメリットとしてあるものの、

耐久性は、「ガラスコーティング」に劣ります。

各社コーティング料金

各社の料金を検索しましたので、参考までにご覧ください。

車コーティング専門店の価格

商品名SSSMLLL3LXL
プレミアムコーティング160,000190,000215,000245,000269,000300,000340,000
デラックスコーティング110,000130,000155,000169,000189,000220,000239,000

SSサイズ:アルトなど
Sサイズ:ラパンなど
Mサイズ:キューブなど
Lサイズ:アクセラなど
LLサイズ:プリウスαなど
3Lサイズ:ノアなど
XLサイズ:アルファードなど

東京の車コーティング専門店ポリッシュファクトリー※消費税抜き価格

キーパーコーティングの価格

商品名SSSMLLLXL
EXキーパープレミアム170,200189,600206,600225,200235,000267,600
EXキーパー113,500123,800134,900150,200160,200174,600
Wダイヤモンドプレミアム108,400121,500134,700141,200157,800200,200
Wダイヤモンドキーパー72,20079,90087,60093,200102,900131,400
ダイヤモンドキーパー49,90055,10060,40064,40070,90090,700

SSサイズ:MR-S・モコ・ライフなど
Sサイズ:ヴィッツ・フィット・キュービ・デミオなど
Mサイズ:アルテッツァ・シビック・ティーダなど
Lサイズ:アリスト・クラウン・ステーシア・フォレスタなど
LLサイズ:アルファード・ステップワゴン・ノアなど
XLサイズ:グランエースなど

※消費税込み価格

ディーラーコーティングの価格(トヨタ)

商品名SSSMLLLXL
CPCプレミアムコーティングエクスG220,000231,000242,000253,000264,000275,000
CPCプレミアムコーティングダブルG110,000121,000132,000143,000154,000165,000
グラスコーティング ガードコスメSP60,50066,00077,00085,80091,30099,000

SSサイズ:軽自動車
Sサイズ:パッソ、ルーミー、ヴィッツなど
Mサイズ:アクア、C-HR、プリウス、86、シエンタなど
Lサイズ:カムリ、クラウン、マークXなど
LLサイズ:ノア、ハリアーなど
XLサイズ:アルファードなど

※消費税込み価格、トヨタカローラ兵庫

オートバックスコーティングの価格

商品名軽自動車SSSMLLL
GFコートピンクダイヤモンド25,30035,20039,60049,50055,00062,700
ハードバリアXR39,60046,20052,80059,40066,00072,600
オーバードライブAG-00166,00078,10085,80093,50099,000108,900

SSサイズ:86、アクア、BRZ、ノート、マーチなど
Sサイズ:プリウス、ゴルフなど
Mサイズ:クラウン、BMW3、ベンツE/C/B/CLSなど
Lサイズ:ノア、アルファードなど
XLサイズ:ハイエース、ポルシェ、フェラーリなど

※消費税込み価格、オートバックス東神奈川

まとめ

コーティングの効果は何によってきまるのかを説明し、どんなコーティング専門店が人気店でおすすめできるか、

私の経験ふまえ説明させていただきました。

また、コーティング専門店とキーパーコーティングや、ディーラー、オートバックスでは何が違うのか、特徴についても説明させていただきました。

「車を買ったら、絶対ここでしかコーティングをやりたくない。他のお店は考えられない。」

そんなふうに思える、ご自身の価値観にあったコーティング専門店をぜひ見つけてください。

私自身もそういうお店に思っていただけるように、日々研鑽していきたいと思います。

 

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