洗車とコーティングに役立つ知識

新車の洗車はいつからが良い?洗車機は使っても良いのか解説!

洗車画像
待ちに待ってやっと納車されたピカピカの新車は、なるべく綺麗な状態を維持したいものです。

一方で、少しボディが汚れてきたらすぐ洗車してよいのかなとか、初めての洗車はいつが良いのかなど、新車の洗車を行うタイミングを考える方も多いのではないでしょうか。

また、新車に洗車機を使っても良いのかと気になっている方も多くいると思います。

本記事では、これから新車を購入される方や新車を購入され納車待ちの状況の方々向けに、「新車の洗車はいつから良いのか」や「新車の洗車に洗車機は使って良いのか」「新車を洗車する際の注意点」などを、1987年創業「車のコーティング専門店ポリッシュファクトリー」の及川が解説します。

納車前にワクワクしている人は読んで損はない内容です。

新車はいつから洗車できるか。ズバリ「見た目で汚れを感じた時がベスト」

新車購入後の初めての洗車のタイミングは「目で見て汚れを感じた時」です。

新車に限らず、車のボディについた汚れや埃は放置するにつれて洗車でも取りきれない頑固な汚れになっていきます。
当然ながら、初期段階の方が車を痛めることなく簡単に汚れが除去できますので「見た目で汚れを感じた時」これが最初の洗車のタイミングです。

また、一般的な「洗車の頻度」は以下のページで解説しておりますので参考にしてください。

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しかし、1点だけ注意点があります。それは新車にコーティングを施工した場合です。

コーティングの種類により様々ではありますが、コーティングをした場合は完全に硬化するまでに相応に時間はかかるため、黄砂・花粉の時期を除き1週間は洗車を控えた方が良いでしょう

さらに言えば当店でコーティングしたお客様には初回の洗車を早い時期に行う場合はなるべくシャンプーなどは使わず水洗いのみ(これでも完璧に汚れは落ちます)をお勧めしております。(コーティングの性能により変わってきますので施工店で確認されると良いでしょう。)

新車に洗車機の使用は実はOK

洗車の方法は大きく「手洗い」「洗車機」の2つが挙げられます。

新車の塗装は、完全に乾ききってないから「洗車機」の使用は辞めた方が良いなどという記事も見かけますが、実際はそんなことはほぼありません。

実際にの新車の流れを踏まえるとお客様の手元に納車される直前に塗装が終わるわけではなく、数ヶ月前には塗装は完了していることが殆どです。
そのため新車の塗装はまだ柔らかいから洗車機はやめた方が良いという理屈は非常に疑問です。

基本的には新車であっても「洗車機の使用自体は全然OK」と考えて良いでしょう。

一方、どんな場合でも洗車機がOKなのかというとそうとも限りません。
具体的には「コーティングをした直後」や「傷が気になる方」は避けた方が無難です。
コーティングした直後は100%完全硬化しているわけではなく洗車機によるダメージも受けやすいのでなるべく避けて方が良いでしょう。

また、近年はなるべく傷をつけないように開発されたノンブラシの洗車機等もでてきていますが、まだ大多数のガソリンスタンドは導入されていないこともあるため手洗いに比べ「洗車傷」がつきやすいです。

「傷が気になる方」は新車のうちは洗車機は我慢し「手洗い」をしましょう。

新車を洗車する際の注意点

新車はいつから洗車してよいのか、洗車機は使って良いのか理解していただいたところで、新車を洗車する際の留意点を解説していこう。
ポイントは3つ。

  1. 気温が高く、晴れた日の洗車は控えるべし
  2. 洗車後の拭き上げはスピーディかつ丁寧に拭き上げるべし
  3. 洗車はまずは足回り、そしてボディは原則「上面→横面」の順序で行うべし

気温が高く、晴れた日の洗車は控えるべし

夏場など気温が高く、晴れた日に洗車するのは控えましょう。炎天下での洗車は特に絶対NGだと思ってください。

ボディを洗っている最中に、全体が乾いてしまい、イオンデポジットやウォータースポットなどのシミができてしまいます。

そのため、

  • 気温が低い朝か夕方
  • 曇りの日

に洗車するのがよいでしょう。

洗車後の拭き上げはスピーディかつ丁寧に拭き上げるべし

洗車の最後の工程である、拭き上げを怠ってしまうとボディに残った水分によりシミになってしまう可能性があるので、念入りに拭き上げるようにしましょう。

近年は優秀な大判タオルやブロワーなどが登場し、洗車が楽になった反面細かい部分の拭き上げを怠ってしまう人が多い印象です。

水道水の拭き漏れは極めてボディに悪影響を与えるので絶対やめましょう

洗車はまずは足回り、そしてボディは原則「上面→横面」の順序で行うべし

アルミホイールを丁寧に手洗い洗車画像

新車を手洗い洗車する際、ついついボディーから洗いたくなりますが、まずは足回りと呼ばれるタイヤやフェンダーライナー、ホイールを洗いましょう

足回りを洗った後は、いよいよボディです。手の届きやすいドアなどから洗いたくなる気持ちもわかりますが、原則はボンネットやルーフなどの上面のパーツから洗いましょう。

上面から洗う理由は、仮に運転席や助手席なのどボディを綺麗に洗っても、その後にボンネットやルーフを洗うと洗車後の汚れが流れてきて再度洗うことになってしまうからです。

上記3つを押さえていれば大きな失敗にはつながらないのでぜひ覚えてください。

新車の洗車は「専門店のコーティング」で圧倒的に楽なる!

以上、ここまでで「新車の洗車はいつから行って良いのか」、「新車の洗車に洗車機は使って良いのか」などを説明してきました。

新車購入前・購入直後は洗車意欲も高い方が多いのではないでしょうか。一方、時間の経過とともお仕事も忙しく、徐々に「洗車」が苦痛になってくる方も間違いなくいらっしゃいます。

そこで洗車が少しでも楽になるための究極の手段として「コーティング」がございます。コーティングをするとそもそも汚れがつきにくくなるメリットに加え、洗車時の汚れの落ちがコーティングをしていない車と比べ早く、洗車後の拭き上げも圧倒的に楽になります。新車にコーティングは必要なのかお悩みの方は以下をご覧いただければ解決できると思います。

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なぜ拭き上げが楽になるかというと、コーティングをしていない新車は基本的に水をかけてもベターっとボディにはりつく親水に近い状態ですが、コーティングを行うと洗車後の水分がボディに張り付かないため一瞬でボディの水滴を拭き取ることができるのです。

車をそもそも汚れから守りたい、洗車後の拭き取りも簡単で楽にしたい!という方は新車時のコーティングがお勧めです。

【まとめ】

本記事では「新車の洗車」をテーマに解説しました。要点をまとめておきます。

❶新車はいつから洗車できるのか。それはずばり「見た目で汚れを感じ始めた時がベストなタイミング」。コーティングした場合は注意。

❷新車の洗車に洗車機はOKか。もちろんOK!例外は「コーティングした直後」や「傷が気になる方」。

❸新車を洗車する際の注意点は3つ
・気温が高く、晴れた日の洗車は控えるべし
・洗車後の拭き上げはスピーディかつ丁寧に拭き上げるべし
・洗車はまずは足回り、そしてボディは原則「上面→横面」の順序で行うべし

❹良い良い洗車ライフを送りたい人は新車段階での「コーティング」もおすすめ

ポリッシュファクトリーでは、最新のコーティング情報や洗車情報を随時アップデートしお届けしております。良いカーライフをお送り頂くためその他の記事もご覧いただければ幸いです。

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴37年。

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