【モールの白錆び対策】アルカリブロックキーパーとは?
アルカリブロックキーパーの効果は何ですか?
「アルカリブロックキーパー」コーティングの効果白サビ防ぐ効果、その効果は3年間耐久保証。 キーパーの独自開発した「アルカリブロックキーパー」は、特殊なケミカルと手法で耐アルカリ性の厚いコーティング被膜をアルミ製モール類の表面に形成することで、長期間に渡って白サビの発生を防ぐ。
アルカリブロックキーパーの料金は?
「アルカリブロックキーパー」の提供価格は、33,600円(税込)。 ルーフレールを同時施工の場合は、47,300円(税込)。 2022年4月より、全国のキーパーラボ、キーパープロショップやコーティング専門店で、順次取り扱いをスタートしてます。
日本車でアルカリブロックキーパーが施工出来ない車種は?
シトロエン(「ウインドフレーム」C3,C4,C5 ベルランゴ)ルノー(「ウインドフレーム」トゥインゴ、ルーテシア、キャプチャー、カングー、メガーヌ)ランドローバー(ディフェンダー、レンジローバー、ディスカバリー)等
日本車でアルカリブロックキーパーを施工して効果のある車種は
LEXUS(「ルーフレール」RX)
マツダ(「ルーフレール」CX-5 CX-8)
気がつくとついている欧州車の窓枠メッキの白いシミ。
擦っても、洗ってもびくともしないこのシミの正体は、「白サビ」です。
色々な会社からメッキモール専用クリーナーは販売されていますが、なかなか選ぶのも難しいですし、やるのも面倒ですよね。
そしてある程度、白サビが進行すると市販のクリーナー(ピカール等)では全く落ちないと思います。
そんな中、欧州車特有の白サビから愛車を守る画期的なアイテムがキーパーさんから誕生しました。白サビがつく前に新車時から守るというコンセプトです。
本記事では、欧州車の金属モールの白サビでお悩みの方向けに、「アルカリブロックキーパー」を解説させていただきます。
弊社ポリッシュファクトリーは1987年創業、新車中古車の施工台数は20,000台超という経験がございます。
これまで頂いたお客様からの情報や、経験に基づく知見を踏まえ、説明させていただきたいと思います。
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アルカリブロックキーパーとは?
画像出典:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1400/183/html/001_o.jpg.html
「アルカリブロックキーパー」とは、KeePer技研株式会社が、ヨーロッパ車のウインドウフレームモールに発生する白サビを防ぐために開発した商品。
2022年4月上旬より、全国のKeePer LABO、KeePer PROSHOPで順次販売を開始しています。
開始してまもなく、とある自動車専門誌では、読者モニターも募集していました。
無償で施工してもらえるなんて良いな〜と思ったのを覚えています。
いままでも「モールクリーン&プロテクト」という名称で、モールを保護するコーティングサービスはありましたが、「アルカリブロックキーパー」は従来商品とは異なる視点で開発された画期的な商品と言えると思います。
それでは詳細をみていきましょう。
金属モールの「白サビ」の原因は「アルカリ雨」?
欧州車のウインドウフレームにつく「白サビ」は「アルカリサビ」と言われています。
この「アルカリサビ」が一度ついてしまうと、日常の洗車などでは取ることができません。
ボディは綺麗になっても白サビが目立ってしまい、この白サビが気になり金属モールやルーフレールを取り替える人も多くいらっしゃいます。
が、結論からいえば、よほど放置をして重症化しない限りはその必要はないでしょう。
欧州車の窓枠の金属モールは、メッキではなく「アルミ合金」でできています。
正確にはアルミ合金の表面に、酸化被膜を生成させる表面処理である「アルマイト処理」がされており、錆びにくくなっています。
しかし、「アルマイト処理」されていれば安心かと思いきや、そんなことはございません。
「アルマイト処理」をしたとしても、水がかかった状態で放置する等、外部環境によってはその皮膜を侵してアルミも錆びてしまうのです。
画像出典:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1400/183/html/002_o.jpg.html
またアルミは「酸性雨」には強い一方、「黄砂」の混じった雨には弱いという性質があります。
「黄砂」はケイ酸塩鉱物が主であり、これが雨に溶けると「アルカリ雨」となるため、欧州車のモールを白くサビさせてしまうのです。
ヨーロッパでこの白サビが発生していれば各メーカーもちろん対応しているはずですから、この白サビは日本特有の問題ということです。
では、救世主となるアルカリブロックキーパーの特徴をみていきましょう。
アルカリブロックキーパーの特徴
アルカリブロックキーパーの特徴を3つみていきましょう。
耐久性は3年!
アルカリブロックキーパーの耐久性は3年と言われています。
欧州車の白サビを知る人間からすると、あのサビから3年間愛車を守ってくれるというのは奇跡に近い感覚です。
一度ついた白サビは「研磨」でしか取り除くことはできないと言われてますので画期的な商品ではないでしょうか。
マニュアルはあるがDIYは大変?
画像出典:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1400/183/html/004_o.jpg.html
アルカリブロックキーパーはキーパー各店でももちろん施工できますが、実はキットを購入し自分で施工することもできるようです。
マニュアルは、キーパー技研のサイトから閲覧することができます。
(引用:アルカリブロックキーパー作業マニュアル)
しかし、DIYでやることはおすすめしません。
自分で施工するとなると材料費だけで済みますが、特にすでに白サビが発生している場合などは、マスキングをした上で白サビを研磨して除去しなければなりません。
夢中になってペーパーをかけていたら下地を出してしまった、気づいたらマスキングが破けていたなど、錆び取りについては素人がやることは厳しいかと思います。
効果のない車もあるので注意!
白サビ発生のメカニズムや原因を述べましたが、欧州車でもアルミ合金を使用していない車は「アルカリブロックキーパー」をしようしても効果がありません。
以下、マニュアルに記載されている「効果のない車」リストを抜粋して記載しましたのでご確認ください。
ミニ:ミニクーパー、ミニクロスオーバー、ミニクラブマン
フィアット:500、パンダ
シトロエン:C3、C4、C5、ベルランゴ
ルノー:トゥインゴ、カングー等
ランドローバー:ディフェンダー、レンジローバー、ディスカバリー
専門店では「アルカリブロックキーパー」が使用できない車種についてもモールコーティングを施工しているお店はありますのでご安心ください。
アルカリブロックキーパーの価格
次に「アルカリブロックキーパー」の価格についてみていきたいと思います。
DIYでやるという選択肢もあるのですが、ここでは「キーパーさんでの施工」と車コーティング専門店の「当店での施工」の料金比較をしていきたいと思います。
あれ?「アルカリブロックキーパー」ってキーパーだけでしかできないんじゃないの?と思った方もいるかと思います。
こちらについては本当に良い商品のためヨーロッパ車については当社も「アルカリブロックキーパー」の施工を行っております。
メルセデスベンツ、BMW、アウディ等のヨーロッパ車は新車のボディコーティングとあわせて絶対に追加した方が良いオプションです。
また、中古車は既についてしまった白サビを除去してからアルカリブロックキーパーを施工することになるので覚えておきましょう。
(すべて税込価格) | キーパー | 当社 |
アルカリブロックキーパー (ルーフレールなし) | 33,600円 | おすすめ! 30,000円 |
アルカリブロックキーパー (ルーフレール同時施工) | 47,300円 | おすすめ! 45,000円 |
白サビ取り (ルーフレールなし) | 39,600円 | 50,000円 |
白サビ取り (ルーフレール同時施工) | 58,300円 | 100,000円 |
アルカリブロックkeeperの評判と口コミ
KeePerLABOに、アルカリブロックキーパーを依頼✨
これで、モール、ルーフレールの白サビから保護できるらしい😊
取り敢えず試してみます。
(引用:Twitter)
アルミルーフレールに、うっすら白錆びのような斑点模様が着いていたので、軽く研磨してアルカリブロックキーパーを施工して頂きました。3年耐久だそうです。
(引用:みんカラ)
昨年発売された商品だけあって、まだ効果をレビューするような口コミはあまりありませんでした。
良さそうなのでやってみようという方が多いようです。
キーパーでやるより「専門店」が安い!!
以上、欧州車の金属モールの白サビでお悩みの方向けに、「アルカリブロックキーパー」について解説してきました。
化学的なアプローチから開発された商品ですので非常に効果の高いものですが、「マニュアル」をみていただくとわかる通り、前処理等もあり、DIYでやるには少し難易度も高いかと思います。
当店でも割安で施工しておりますので新車のボディコーティングとあわせて是非お試しください。(オプションのみの受付はしておりません)
参考:「キーパーコーティングは最悪」は本当?専門店が徹底分析!
参考:EXキーパーの価格や口コミ、評判をコーティングのプロが解説