巷で鏡面加工と言う言葉を耳にすることがあると思いますが、実際の画像を御覧になった方がご理解しやすいと思いましたので、是非ご覧ください。 実写画像です。
メルセデスベンツCクラスで塗装色はブルーブラックです。 場所はCピラー、特に馬鹿みたいに磨き込んではいませんが約2〜5ミクロン程度を削った磨きです。 もちろん塗装を大幅に傷めることはありません。この後、仕上げ磨きをしてコーティング加工へとなります。
当然ですが、いわゆる鏡面になるクルマの塗装とならない塗装があります。 塗装の肌そのものが悪いモノ、鉄板そのものがボコボコしているもの、再塗装後の肌の極端に悪いモノ等がならないことが多々あります。
表面の艶のみを追いかけた磨きではなくて、映り込みを考えて磨いてみました。しかしながら何でもかんでも磨けば良いというものではなく、その塗装の状態により適した作業をされることが良いと思います。
新車のコーティングの場合は肌を落とすこと無く、コーティングの為の下地作りに徹して長く綺麗にをモットーにしたコーティング。
既販車の場合は積もり積もった塗装表面の汚れを取り去り、コーティングに適した表面を作り上げてからのコーティングが良いと思います。
鏡面加工だけが磨きではないのです。 最適な磨きとコーティングで塗装を守ることが、最適な作業と言えるのではないかと思います。
如何ですか? 違いは歴然ですね。(^_-)
90年代は鏡面鏡面とおお騒ぎしました。2013年現在は塗装をあまり削らないケアーが主流。 しかも削るのでも慎重にという方が大多数。 慎重な下地処理が重要です。塗装の厚みをはかるだけでは成り立たなくなってきています。 膜厚計をもっていても経験はお金では買えませんので。つまり色々なバランスが必要なのです。