みなさん、こんにちは!
車磨きとガラスコーティングの株式会社グッドの及川です。
車のボディ塗装面の下地調整は機械で磨きます。色々なマシーンが有り塗装の特性、塗装の癖、高機能塗料、年月による劣化、再塗装による質の変化などなど色々とからんできます。
A社の塗装にはこのマシーンとこの液剤、B社の塗装にはこれという定義づけが出来るものと出来ないものが混在します。それまでに何処かで行われたコーティングやWax、による弊害があったりもします。
下地調整を行うときに重要な機械、普段のメンテナンスはなかなか出来ないものですが、些細な変化に気がつくのも職人たる部分。クルマ好きな人はエンジンのかかり方で(始動音)「なんか変だな〜」と気がつきますね。クランキングがいつもより長いとか短いとか。セルモーターの引っかかりがあったとか。
ポリッシャーと言われる機械も音の変化やトルクのかかり方などで「異変」を感じ取れる繊細さが必要です。「勝手に壊れました・・・」ではいけないのです。壊れる前のメンテナンスが必要。人も物も同様で変化に気がつかないと先々何かが起きるものです。作業もしかり、心がけひとつで良い方向に変わります。
下の画像はポリッシングマシーンの一部で構造的に良く壊れる部品(流石海外製品)。メンテナンスをせずにはいられない部分であります。他の数ある機械もメンテナンスは必需でなおかつ大事に使わないと全ての作業が粗くなるのです。丁寧且つダイナミックに使います。勘所はとても大事です。
なんてったって海外製品ですので壊れたら「治せば良いじゃない」壊れない機械なんて作るの無理?!的な商品。これが実に難しく一年間に何度交換したら気が済むのと言うくらいの消耗頻度です。もちろんメーカーも対策をしてくれるはずなどなく、(問い合わせをすると大抵は使い方が悪い、連続使用時間が長い・・・などど怒られます(笑) )つまりこちら側で対策をしなくてはいけないのです。
今回は短い期間に何度も壊れる部品を取り寄せましたので、対策を立てられるべく、色々と試してみます。こんな事もしつつお客様の愛機に優しく触れられるように気をすり減らす毎日でございます。
人も機械モノもメンテナンスしなくっちゃ!これを見てしまった貴兄でご自身をメンテナンスされていない方はカラダの要になる「血」となり「肉」となる食物、良い空気(酸素)を大事に生きてくださいまし。
良い血液には良い酸素が絶対不可欠、車のボディの良い下地処理には澄んだ心と技術経験と笑顔が必要です。
2015/9/14 更新
良い方法が見つかりました、意外な方法でした。ウルトラスムースで機械作動音が「チョー気持ちいい」なので作業もはかどりますし仕上がりも良くなります!ちょっとした動きで仕上がりも変わります〜