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飛び石などでウィンドー交換の際の注意すること

一度も無い方はラッキーとしか言いようのないフロントウィンドーの飛び石。
飛び石が出来てしまったあと自動車保険とか自腹でのガラス交換の際に注意する事。

1:ガラスのはずし方、ゴム糊接着されているガラスの場合はその接着剤を専用の機械とかピアノ線で切り落とします。その際にはきちんと内装外装共に養生をされているかどうかをお伺いなさって下さい。

余談ですが特殊なはずし方ででメルセデスベンツW126などのはずし方はとても特殊でした。特段養生はいらないほど整備性にはすぐれておりました。なんせフロントバンパーなどはネジ4本で外れましたからね〜あの頃のMercedesは素晴らしかったです。

ゴム枠で挟まれて装着されている場合はゴム枠と塗装面のキワの部分が外す際の紐が当たる場合がありますのでご注意ください。

2:脱着の際にボディに触れることが多いのでコーティングをされている方はその旨をお伝えしてなるべく塗装面に傷をつけないようにできるだけよりかからず気を使ってお願いしますとお伝え下さい。

(フロントガラスはとても重く面積が広いので体力を消耗します、ガラス屋さんはとても大変な作業です)

接着で止めるガラスの場合、黒い接着剤を窓の周りにつけるのですがその際にはみ出た接着剤をボロ雑巾でなする場合があります、その時に伸びて塗装面にゴムがついたときなどはガソリンやアルコール系などの溶剤系のものでとる事があります。

その時に塗装面を痛めることがありますのでご注意ください。その際にもっと悪いのはコンパウンドで良かれと思いゴシゴシ擦ることです。

今回ご入庫の愛機はガラス交換の際にAピラーの黒い部分とサンルーフの前側の塗装部に大量の傷がつきまして、それらの傷処理と再コーティングをいたしました。ガラス交換職人様も気を使ってやられる方とそうで無い方が混在しておりますので、気を使って交換できないところにはコーティングを施工済みのクルマのご入庫は厳しい修行になるかもしれませんのでお気をつけ下さい。

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フロントガラス交換に伴いウィンドー撥水コーティングの再施工と左右Aピラー磨き、サンルーフ前側の塗装面の磨きとコーティングをいたしまして、スッキリと完成!作業とはこうでなくっちゃ気持ち悪いです〜 仕上がり後はすっきり快晴気分で晴れ晴れしい気持ちです。

修理をして一発で気持ちよく治るはずなのに、その修理のおかげでまた修理、修理のスパイラルに入らないようにお気をつけ下さい。

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴37年。

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