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板金塗装後のシクシクな状態

やりたくてやっちゃったわけじゃありませんが、自爆の軽い擦り傷を治されて、部分再コーティングのご依頼を承りました。バンパー1本の補修塗装ではなく部分補修なのであります。当店施工済みのユーザー様の愛機でございます。
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仕上がりは・・・「どんだけ〜」とささやきたくなるバフ傷。

そこで板金塗装後についた傷を(再塗装をして綺麗になっているはずの部分に人為的な機械磨きの傷が入っているという堂々巡り状態)取り去るべく下地磨き作業に入るのですが、板金屋さんの傷は割と深いバフキズが入っていることが多く丁寧に丁寧に安全にコーティング前処理をしないといけないのです。
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それが終わり脱脂をいたしまして(この脱脂段階で傷などがあればコーティング作業後に傷が浮いてまた堂々巡りになるのでした)コーティングをいたします。この作業工程だけで結構な時間もかかるのです。板金塗装をしたばかりで綺麗になっているのにガラスコーティング前に何故下地処理が必要か?!とは多くのユーザーさん含め自動車保険のプロの査定士さんなどが懐疑的に見る部分なのです。作業代金欲しさじゃないのかと思われているのでしょう・・・

ですがきちんとした作業をすると後々までずっとキレイですしコーティングもきちんと作用するのです。何事も下地が肝心なのです。よりより下地処理と良いボディコーティングの相乗効果で綺麗が保てるのです。

大抵のクルマ好きなら自分の愛機がぞんざいに扱われたら悲しい気持ちになるので、出来る限りの心のこもった作業を今後もご提供して参ります。作業は心が無いと綺麗になってもなんか違うのではないでしょうか〜

店主 拝

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴31年。 「お客様の愛車は、自分の愛車以上の気持ちで接すること」を作業のモットーにしております。

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