Mercedes-Benz E320 すでに13年経過のW124。いまだにファンも多く、貴重になりつつあるお車です。車やさんでは適当に扱う車のジャンルに入り久しいですが、我々磨き屋さんは手抜かりはありません。買い替えをしようと思えば簡単ですが、次の欲しい車がないのが現実。コンパクトカーに走るか現状維持・・・という方が多いのではないでしょうか。きちんと手入れをすればまだまだ現役。現役どころか、素晴らしい性能を発揮します。素晴らしい車です。ただ良いタマが減っているのも事実です。
ダスト バッチシ！ OKー 咳ゴホンゴホン。自分たちの子孫には吸わせたくないモノです。
M104エンジンは熟成されたエンジンで、調子の良いものはヘッドの上で、水をなみなみ注いだグラスの水がこぼれないそうです。凄いですねー
電動ファンは真夏は廻りっぱなし。水温計で100度近くになると、もういても立ってもいられなくなり、休憩したくなります。ヒヤヒヤもんです。もう ほんとに。
外装での悩み、メッキモール。一昔前ではとれるだなんて思っても見ませんでしたが、今では十二分にきれいになります。どうぞお楽しみに！
柔らかい塗装です。長所は磨けばきれいに甦る、しかしながら柔らかいので傷もつきます。でもきれいですとマッタリした艶が出ます。
落ち着いたメーター。最近ではLEDで照らす事が流行っているようですねー
センターコンソール。ここのひび割れは紫外線と、内側の照明の熱、つまり純正の熱量と社外品の熱量の差だと、勝手に私妄想しておりますが・・・
内張のはがれ。これは 伝統のベンツならでは。１９０なんて当たり前でした。特に上端のはがれは、お決まりでしたのでしたー
シートの汚れは気がついたら汚れていた・・ がほとんど。普段のお手入れが効きますねー しかしながら私も革シートに10年間は乗った事がないので、正直10年後の状態は定かではありません。ごめんなさい。
全体的に汚れておりまーす
エンブレムは 立体的かつメッキ。立派に見えます。しかしながら 内側は汚れますので、ステッカーの凄いプレミアなモノがあれば良いのですがねー
給油口はほとんどといって良いくらい汚れています。きちんとした塗装をしているか、樹脂カバーで覆えば（オプションでも良い）気持ちよいと思うがー
ドアの内側もきれいに洗います。下側の汚れは次の写真で解説です。
ここが結構汚れます。汚れが溜まりに溜まって、塊になり積もります。普段から気にすれば んなこたぁー ないですし 気持ちよいと！
ドアミラー付け根の周辺は ここも 汚れの巣窟。水切りの状態をうまく作れば、汚れにくい車に仕上がると思うのだが、そこまではメーカーさんは考えないみたいですねー
グリルも汚れの巣窟。特にメッキはいつしか知らないうちに汚れます。これまた普段の洗車で結構保てます。
ヘッドライトは暗いですね。当然ながらハロゲンです。HIDもずいぶんとこなれてきました。装着 絶対お薦めです。特に50歳を超えたら 間違いなく夜間の運転は楽しくなります。
この辺も 汚れの巣窟。入り組んでいるので汚れは複雑です。ウィンドーのキワも汚れます。Ａピラーの付け根も汚れます。ドアミラー周辺も もちろん汚れまくります。
Ａピラーとバイザーがきれいですと、凛として見えるから不思議。もちろんここもきれいにいたします！！
アルミホィールはリミテッドらしい色つやに洗えました！ またもう一段艶が上がりますょ
マスキングも終了！ ボディのパフォーマンスを最適化＆入魂 & 輝度UP 入ります
Ａピラーとバイザー。もちろんここもきれいに！
線傷ドス
さらに線傷ドス
傷オンパレードーっ
傷 っ
モッコリフェンダーも線傷でスポイルされております、ガクッ
このモッサリが消えるだけで、クルマの表情は断然変わります。どうぞお楽しみに。
きちん きちんと 後ろ周りも マスキングで固めます
きれいになーれー
きれになーれー もっともっと！
伝統のテールレンズは空力も考えての事 だったような。しかしながらここは汚れがこびりつきますので要チェック！！
昨年平成19年3月にバッテリー交換をされておるようです。EN値で650が正常値です。バッテリーの健康値のようなものです。バッテリーに負荷をかけて測るテスターもあるようですが・・・
電圧も正常値です。オルタネーターがきちんと働いている証拠ですねー
ここも気になる部分。取れそうで取れない汚れも、きれいになると気分スッキリですねー
ボンネットの左右にあるプラスティックのカバーは、劣化により石化しておりますので、ポロポロとこぼれ落ちるように割れます。消耗品ですね。
今はなき直6エンジン。M104型となる最終直6エンジンは永遠に不滅です。国産車でも直6エンジンは、サイコーでした。
さて肝心のボディの進行状況はと ずいぶんときれいに甦って参りました！
内装もご覧の通りの状態です。あららずいぶんと汚れておりますねー という事は 普段より気にかけていてもこんなに汚れるという事です。汚れたくないから乗らない ではなーんにもなりません。乗って汚して またきれいにする。乗ってなんぼです 是非愉しみましょう！！
ドゥァーッ すんげー 汚れです。これが約２杯。もはや汚水状態ですょ！
さー ボディも どんどんきれいに変わりつつありますょー オーナーさま！ わたし自身にして欲しい事をして差し上げる事が、良い事と信じつつ、作業を続けさせていただいておりまーす。（若干照れ臭い表現ですがー）
さて今度はエンジンルーム。油と埃まみれのエンジンをきれいにして参ります。養生をしてーっと
途中経過は 割愛。こーーーんなにキレイになりました！ きれいなエンジンは調子も良く感じますょー
ボディも最上級のコースで仕上げまして完了！ いたしました
この角度もきれいです。映り込みのボディは気持ちよく、爽快です。
この角度も素晴らしく、いつもながら酔いしれます。クルマらしい形はやはりＣピラーっすねー
ボディのパフォーマンスを最適化＆入魂 & 輝度UP 終了！
もう何年も前からこのセレモニー そうです カバーをかけて納車のその日に さらりと取り去り生まれ変わったナイスバディとのご対面です。気持ちもアラタにお乗り頂くお気持ちを大切に。ポリッシュファクトリー流 セレモニーでやんす。もうそろそろ10年になりますこのセレモニー。
