ポルシェ911 S/TヘリテージデザインパッケージのBLACKセラミックコーティング施工事例

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ BLACKセラミックコーティング施工後

ポルシェ911 S/Tヘリテージデザインパッケージの新車に、ポリッシュファクトリーのBLACKセラミックコーティングを施工しました。

911 S/Tは、ポルシェ911誕生60周年を記念した世界限定1963台の特別なモデルです。自然吸気エンジン、6速マニュアル、軽量化された車体、ヘリテージデザインパッケージならではの意匠を備えた、非常に希少性の高い一台です。

今回の車両は新車でしたが、施工前の確認では輸送・保管・納車前作業などに起因する微細な傷、オーロラ傷、白ぼけ、細部の汚れが見られました。新車であっても、コーティング前に塗装状態を確認し、必要な下地処理を行うことが重要です。

ポルシェ全体のコーティングの考え方については、ポルシェコーティングの解説ページで詳しくご紹介しています。

新車時のポルシェや、セラミックコーティングを重視して検討されている方は、ポルシェのセラミックコーティング・新車コーティング解説ページもあわせてご覧ください。

ポルシェ911の施工事例やコーティングの考え方は、ポルシェ911のコーティング解説ページにまとめています。

「ポルシェ 911 S/Tヘリテージデザインパッケージ」の施工動画でも、下地処理から仕上がりまでをご紹介しています。

施工前の状態

今回の911 S/Tは新車でしたが、専用照明で確認すると、ピラー、フェンダー、ボディの曲面部分などにオーロラ傷や白ぼけが見られました。限定車や高額車であっても、輸送、保管、納車前作業、機械磨きなどの影響で、塗装面に微細な傷や曇りが残っていることがあります。

ポルシェ911 S/Tのように曲面が美しく、塗装の映り込みが印象を大きく左右する車両では、コーティング剤を塗る前の塗装確認と下地処理が非常に重要です。

下地処理前の確認

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ フルマスキング施工画像

施工前には、モール、樹脂部、細部にコンパウンドや粉が入り込まないよう、丁寧にマスキングを行います。ポルシェ911 S/Tのような限定車では、塗装面だけでなく、細部の素材や意匠にも配慮しながら作業を進めます。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ マスキング施工画像

フルマスキングを行い、コンパウンドの粉や磨き作業の影響が細部に残らないように保護します。限定車や希少車の施工では、仕上がりだけでなく、作業中の保護も大切です。

オーロラ傷・白ぼけの確認

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷確認画像

ピラー部には、光の当たり方によって浮かび上がるオーロラ傷が確認できました。こうした磨き跡は、通常の屋外光では分かりにくいこともありますが、専用照明下では仕上がりの差としてはっきり現れます。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷拡大画像

拡大して確認すると、塗装本来の色艶を曇らせる細かな磨き跡が見られます。ショアブルーメタリックの深い発色を引き出すためには、こうした曇りを必要な範囲で整えることが大切です。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ シングルポリッシャー跡確認画像

オーロラ傷の深さや範囲を確認し、塗装膜厚をできるだけ守りながら下地処理を進めます。大切なのは、ただ強く磨くことではなく、必要以上に塗装を削らず、仕上がりと塗装保護のバランスを取ることです。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷確認画像

フェンダーや曲面部分は、ポルシェ911らしい美しさが出る反面、磨き跡や曇りが目立ちやすい部分です。専用照明で確認しながら、塗装面の状態を一面ずつ整えていきます。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷確認画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷確認画像

曲面部分に残ったオーロラ傷や白ぼけを確認し、必要な範囲で安全に下地調整を行います。限定車の場合、塗装を大きく削るのではなく、塗装寿命を考えた慎重な判断が重要です。

下地処理前後の比較

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷と磨き後の比較画像

上側はオーロラ傷が残っている状態、下側は下地調整を行った状態です。白ぼけが減り、塗装本来の色艶が見えやすくなっています。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷の比較画像

左側が下地調整後、右側がオーロラ傷と曇りが残っている状態です。911 S/Tのように曲面の美しさが魅力の車両では、この差が完成時の印象に大きく影響します。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ オーロラ傷除去比較画像

白ぼけやペーパー傷を確認しながら、必要な範囲で下地処理を行います。磨きすぎず、塗装を守りながら美観を整えることが重要です。

細部洗浄と下地処理

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ アンダーディフューザー洗浄画像

リアアンダーディフューザーまわりには、熱や走行環境による固着汚れが見られました。ボディ表面だけでなく、細部の状態を確認しながら洗浄と保護を行います。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ カウルトップ部の砂塵汚れ画像

カウルトップや水切りモールまわりには、輸送・保管時の砂塵が残ることがあります。砂塵が残ったまま拭き上げや窓の上下を行うと、傷の原因になるため、十分な水流と細部洗浄で丁寧に除去します。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 細部洗浄画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 細部洗浄後画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ リアナンバー部洗浄画像

リアナンバー裏のような普段見えにくい部分も、汚れを取り除いたうえで保護します。細部まで整えることで、完成時の印象と維持のしやすさが変わります。

ボディ全体の下地処理後は、脱脂洗浄を行い、BLACKセラミックコーティングの施工に進みます。

BLACKセラミックコーティング施工後

施工後は、ショアブルーメタリックの深い発色と艶が引き立ち、塗装本来の美しさが分かりやすい仕上がりになりました。汚れの固着を抑え、洗車やメンテナンスをしやすくするため、BLACKセラミックコーティングで保護しています。

仕上がり画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ リアガラス施工前画像

リアガラス内側は、ロールゲージのある車両では特に清掃が難しい部分です。見えにくい箇所も丁寧に確認し、視界と質感を整えます。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ リアガラスクリーニング後画像

施工後は透明感のあるリアガラスになり、室内からの視界もすっきりします。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 磨きコーティング後画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ コーティング施工後画像

フロントまわりの細かな傷や曇りを整え、911らしい丸みのある造形と塗装の映り込みが引き立つ状態に仕上げています。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ コーティング施工後フロント画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ コーティング施工後画像

ホイール・樹脂部・内装まわりの保護

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ホイールコーティング施工画像

カーボンセラミックブレーキ装着車でも、ホイールには走行環境に応じて汚れが付着します。ホイールコーティングを施工することで、ブレーキダストや油分汚れの固着を抑え、日常のメンテナンスをしやすくします。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ サイドデカール施工後画像

サイドステップ部の樹脂部分も、専用の液剤でコーティングを行いました。未塗装樹脂部は白化や汚れが目立ちやすいため、早い段階で保護しておくことが有効です。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ホイール施工後画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 60周年記念エンブレム画像

911誕生60周年を記念した特別な意匠も、仕上がりの印象を左右する大切な部分です。細部の汚れを残さず、車全体の質感を整えます。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ゴールドエンブレム画像

ヘリテージデザインパッケージ専用の金色エンブレム。こうした細部の雰囲気も、きれいに維持したいポイントです。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ エンジンフード画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ カーテシランプ画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ヘッドレスト画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ヘッドレスト画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ドア内張画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 室内シート画像

内装はブラックとブラウンのコントラストが美しく、ヘリテージデザインパッケージならではの上質な雰囲気があります。革部にもコーティングを施工し、汚れや擦れへの対策を行いました。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 6MTシフト画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ ハンドルメーター部画像

革部コーティングは、テカリを抑えた自然な質感を保ちながら、汚れや擦れへの対策として有効です。

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ スカッフプレート画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 施工後画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ リアエンブレム画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ リア周り施工後画像

ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ 左リアフェンダー施工後画像
ポルシェ911S/Tヘリテージデザインパッケージ BLACKセラミックコーティング完成画像

しっかりと下地処理を行い、BLACKセラミックコーティングを施工することで、ショアブルーメタリックの艶と映り込みが引き立つ仕上がりになりました。

施工概要

  • 車種:ポルシェ 911 S/T ヘリテージデザインパッケージ
  • 年式:2025年
  • ボディカラー:ショアブルーメタリック
  • 施工内容:BLACKセラミックコーティング、ホイールコーティング、樹脂部コーティング、革部コーティング、細部洗浄、下地処理

今回の施工ポイント

  • 新車時に見られたオーロラ傷・白ぼけの確認
  • 塗装膜厚を意識した安全な下地処理
  • BLACKセラミックコーティングによる艶・防汚性・耐久性の向上
  • ホイール、樹脂部、革部など細部までの保護
  • 限定車にふさわしい質感を意識した仕上げ確認

お客様のご要望

  • 新車の美しさを長く維持したい
  • 限定車にふさわしい丁寧な下地処理とコーティングを行いたい
  • 日常のメンテナンスをしやすくしたい
  • ホイールや内装など細部まで保護したい

お客様の声

仕上がりに大変満足しております。本当にありがとうございました。次期愛車も宜しくお願いいたします。

施工担当者コメント

ポルシェ911 S/Tという希少な限定車両に施工できたことを大変光栄に思います。ショアブルーメタリックの塗装は、白ぼけや磨き跡が出ると本来の美しさが損なわれやすいため、塗装状態を慎重に確認しながら下地処理を行いました。

限定車だからこそ、必要以上に塗装を削るのではなく、塗装を守りながら美観を整えることを重視しています。BLACKセラミックコーティングにより、深い艶と防汚性を高め、長く美しい状態を維持しやすい仕上がりを目指しました。

BLACKセラミックコーティングの特徴

  • 艶・質感:ショアブルーメタリックの深みと映り込みを引き立てます
  • 防汚性:雨ジミ、虫汚れ、油分汚れなどの固着を抑えます
  • メンテナンス性:日常の洗車やお手入れをしやすくします
  • 高級車・限定車向け:長期保有や希少車の美観維持に向いた施工です

セラミックコーティングについて詳しく知りたい方は、セラミックコーティングの解説ページもご覧ください。

よくある質問

Q. 新車の911 S/Tでも下地処理は必要ですか?

A. 必要です。新車であっても、輸送、保管、納車前洗車、保護フィルム、納車前作業などの影響で、微細な傷や水シミ、磨き跡が見られることがあります。コーティング前に塗装状態を確認し、必要な範囲で下地処理を行うことが大切です。

Q. 911 S/Tのような限定車にはセラミックコーティングが向いていますか?

A. 長期保有や美観維持を重視する方には、セラミックコーティングはおすすめしやすい施工です。特にBLACKセラミックコーティングは、艶、防汚性、メンテナンス性を重視する方に向いています。

Q. ホイールや内装も一緒に施工できますか?

A. はい。ボディコーティングとあわせて、ホイールコーティング、樹脂部コーティング、革部コーティングなども施工できます。高性能車や限定車では、細部まで保護することで全体の美観を維持しやすくなります。

ポルシェ911 S/Tのコーティングをご検討中の方へ

ポルシェ911 S/Tヘリテージデザインパッケージのような限定車は、車両の希少性だけでなく、塗装状態、内外装の質感、細部の美しさまで含めて大切に維持したい一台です。

ポリッシュファクトリーでは、実車の状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで、保管環境や使用状況に合わせたコーティングをご提案しています。ポルシェ911、GT3、GT3 RS、911 S/Tなどの施工をご検討中の方は、ぜひご相談ください。

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴39年。 「お客様の愛車は、自分の愛車以上の気持ちで接すること」を作業のモットーにしております。

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