車のコーティングおすすめの専門店・業者とは。人気カーコーティング剤も紹介!

本記事をご覧になってくださるということは
①車のコーティングのおすすめの商品や種類、そして専門店などのプロに依頼しようと思っている方は②カーコーティングのおすすめの業者の選び方を知りたい方ではないでしょうか?

しかし、車のコーティングの種類や商品はたくさんあるし、業者も検索すればするほどどのお店が良いのか分からなくなってきますよね

そこで本記事では、上記①と②のどちらもすっきりと理解できるように35年超東京都練馬区にてカーコーティング専門店を営むポリッシュファクトリー及川が徹底解説します!

本記事を読めば以下のことがわかるようになります!

この記事を読んでわかること

  • おすすめの車コーティングの液剤や種類
  • 車コーティングのおすすめ業者や専門店を選ぶ7つの基準
  • ディーラーキーパーイエローハットオートバックスなどのチェーン店の評判・特徴を1つ1つご紹介

上記をすべて丸っと解説するにはやや長文となりますが、ぜひすべて読んで頂けると車コーティングに関する知識が深まることをお約束します!

私は、カーコーティングの専門店を1987年に設立し、今現在もコーティングの施工に従事しており、日々お客様の愛車と向き合っております。

本記事では私がこれまで培ってきた経験と知識を踏まえ、後悔しない必ず満足できる、おすすめ車のコーティング専門店を紹介したいと思います

まず初めに車のコーティングを施工できるお店はたくさんありますが、専門店やキーパー、オートバックス、ディーラーコーティングなどどれが良いのかよくわからないという方に向け、一目でポジションがわかる図を作成いたしました。

以下の図にお目通しいただき各ポジションをなんとなく理解した上でこれからご説明するそれぞれの特徴をお読みいただくとより理解が深まると思いますのでご活用ください。

コーティング店比較イメージ図の画像1

次に図の右上部「専門店」と呼ばれる領域でおすすめしたい業者の特徴を以下でまとめています。

細かくは後述しますが、まず結論としては以下になります!

おすすめしたい車のコーティング専門店7つの特徴

  • より良いものを求めてコーティング液剤を日夜研究している
  • コーティングだけを生業にしている
  • 塗装の知識が豊富、施工するための環境、機材、照明にこだわりがある
  • 正しいコーティングの知識を伝えられる(6層以上の提案、硬さだけのPRをしない)
  • 施工者にこだわりが感じられる、質問要望に的確に答えられる
  • 経営者が施工者でもある
  • +α 表面的な価値以上に、話をしてみたいと思える人間性やコーティングに対する真摯な向き合い方がウェブサイト、SNSからひしひしと伝わってくる

【第0章】車のコーティング効果は4つの要素で決まる!

「おすすめのコーティング剤」「優良なコーティング専門店の選び方」をお伝えする前にまず知っていただきたいことが1つあります。

それは車のコーティングは「液剤」だけで決まるものではなく、また「職人の腕」だけで決まるものでもないということです。

コーティングというは大きく4つの要素で構成され、これらをすべて高い水準で施工できるお店が「良いコーティング」を施工することができます。

コーティングの効果を決める4つの要素について紹介したいと思います。

  • 施工機材
  • 施工環境
  • 施工者
  • コーティング液剤

1.施工機材

コーティング施工(コーティング前の研磨工程含む)においては、

傷やコーティングのムラを見るための照明、塗装ごとに応じたポリッシャー(磨く器械)や、バフ(ポリッシャーにつける円盤状の研磨道具)、

コンパウンド(研磨粒子が含まれた磨き剤)が特に重要な機材になります。

照明は光源タイプ、光量や色温度、照射の調整など、実は様々な種類があり、ピンきりです。

照明は、コーティング施工者にとっては、”眼”とも言える存在で、”眼”が良くないと、的確なコーティング作業はできません。

私自身今でも照明の情報収集は続けており、傷やムラの見え方の違いを日々検証しているほど拘りをもっています。

適切な照明がない場合

最新の優れた照明がある場合、傷が見える

このように塗装への傷を見落とさないため、そしてコーティングのムラを見逃さないようにするために、各種照明を取り揃えていることが大切です。

そして、塗装の状態は、メーカー、車種、色、保管環境などによって、状態様々です。

「この車種には、この機材」みたいな形でルーティーン選択されるものではありません。

施工者がしっかりと目で見て、塗装を触り状態を確認した上で、それに合うポリッシャー、バフ、コンパウンドを選択する見極める力が大切になります。

そのため、どんな塗装の状態がきても下地を作れるように、何十種ものポリッシャーやコンパウンドを揃えて使いこなしていく必要があるでしょう。

2.施工環境

施工環境は、完全密閉で、湿度と温度をコントロールできる環境がよいでしょう。

ポリッシュファクトリーの施工環境の画像

吹き曝しの屋外の環境では、砂やホコリを巻き込んでしまいボディを傷つけてしまう可能性があります。

また、湿度温度を一定の環境で施工できないと、コーティングの液剤を拭き取る作業に支障がでたり、硬化不良といった問題が生じてしまうこともあります。

そのため、屋内で完全密閉、温度湿度が一定に管理できる場所でコーティング施工できることが必須条件です。

3.施工者

施工者のスキルは、大きく2つに大別されます。①塗装の知識 ②施工道具を使いこなすスキルの2つです。

車を丁寧に研磨する画像

コーティング剤を塗る前に、塗装の下地を調整するこの2つのスキルは、”下地処理”を丁寧にやるために必要なスキルになります。

下地処理が丁寧にできていないと、傷が残っていて目立ったり、コーティングの密着不良で思ったよりも早く効果が失われたりと、コーティングの効果が悪くなるリスクがあります。

塗装の知識

塗装の状態は、メーカー、車種、色、駐車環境、使用状況によって千差万別です。

一台の車でも場合によっては、部位ごとに塗装状態が違うこともあります

そのため過去磨いた際の、経験・感覚が重要になります。少し磨いてみて、「あのときの車の感覚に似ているから、このポリッシャーとこのバフ、コンパウンドを組み合わせれば上手くいくだろう」、というように肌感覚があり、経験がものをいう世界になります。

塗装の知識がないと、1つの傷をなくすのに必死になりすぎて、塗装の下地がでてしまったり、

反対に本来取れる傷を取らないでビビってしまい下地処理を終えたりと、中途半端な仕上がりになってしまいます。

そのため、塗装の状態を正しく把握する知識は、コーティングの品質を決める重要な要素になります。

施工道具を使いこなすスキル

塗装の状態を正しく把握した上で、下地処理をするのですが、道具を上手く使いこなせないと、傷がとれなかったり、反対に磨き傷と呼ばれる微細な傷をつけてしまう可能性があります。

平面な塗装を磨くのはそこまで難しくないのですが、

平面ではない湾曲したデザインの塗装のめくれ部分に関しては、バフが塗装面に対して平行に当たりにくく、傷がとれなかったり、磨き傷が残ってしまう部分になります。

↗↗↗こちらの画像、外側に膨らまず内側に湾曲した部分は磨く際にバフ(研磨する布やスポンジなど)が平均的に当たらないと磨けたり磨けなかったりする部分が出てきます。しかも強く当たる部分には磨き傷が残りオーロラという磨き傷の白ぼけが残ります。

↗↗↗こちらの画像のこの面は外側に膨らんでおらず逆Rの形状なので真ん中の中心付近はへこんでいるのでいますね。この中心部にある傷はとれにくく強く当てすぎると今度は仕上がりまで行かなかったりするのです。

また、磨く本来の目的は、塗装をできる限り平滑にするための作業であるため、多少バフを当てるだけで良い部分もあります。

しかし、ポリッシャーを使いこなせないと、もう当てる必要がない部分に過度にあて過ぎてしまい、

不要に塗装を削ってしまうこともあります。最悪塗装の下地が見えてしまうことも、、

↗↗↗この部分はエッジが張っていてややもするとエッジ以外の部分を磨こうとしていても実はエッジしか磨けていない場合がほとんどです。危険な場所です。

↗↗↗この部分も逆R形状なのでバフの上端部分と下端部分が無駄に削れてしまうのでバフの大きさや当てかななどを工夫しないといけない部分ですね。しかもクリア塗装の薄いクルマは意図しないクリア塗装を削ることにより塗装の寿命を極端に減らすことになるのです。

↗↗↗バフの中心部分は塗装のR部分の膨らんだ頂点をを削る部分になりますので一番出っ張っている部分はどんどん削れていきますが上下部分はあまり削れません、しかも下側のキャラクターライン部分も削れやすい部分なのです。

塗装の状態を正確に把握し、道具を使いこなして、下地処理をする施工者のスキル・経験が重要になります。

【番外編】施工者の車に対する向き合い方

いくらスキルがあっても、いくら知識があっても、結局は車のことをどれだけ真剣に考えられ、

自分の愛車のように大切に思えるか、といった心の部分がないと、必ずどこかでつまずく部分がでてくるものです。

車に想いがなく、仕事のための仕事になってしまい施工されると、一見丁寧にやってるように見えても作業のヌケモレは必ず生じてしまいます。

そしてそれはお車がお客様のところに渡ったあとに、施工不良として気づかれるものです。

ですので、判断しにくいですが、施工者の人間性、心のあり方は、実は一番重要な部分なのかもしれません。

4.コーティング液剤

最後に、コーティング剤の性能も重要な要素になります。

いくら下地処理が丁寧でも、塗装の上に載せるコーティング皮膜が脆かったり、

シミになりやすかったりすると、コーティング自体の意味がありません。

コーティング剤は日進月歩で進化していますので、現状に満足せず、新しいものにチャレンジしていく姿勢は大切かと思います。

車のコーティング種類はさまざまです。詳細は以下の記事をご参考ください。

車のコーティングは全6種類!特徴や性能の違い、おすすめのコーティングまで徹底解説

コーティングの良し悪しは、4つの要素の足し算ではなく、掛け算だと思います。

どれか一つでも良くなかったら、質は悪くなると思います。

以上、コーティングの品質を決める4つの要素について詳しくみてきました。

さてそれでは、次章にて「車コーティングのおすすめ」を見ていきましょう!

【第1章】おすすめの車コーティングはズバリ!

信頼できる業者にコーティングを頼むと決めている方、自分でコーティングをやってみたいという方どちらにせよ「おすすめのコーティング剤」は気になりますよね。

コーティング剤が全てを決めるわけではないですが、良い施工に「よいコーティング剤は必須」です。

一方で、注意しなければならないのは、専門店が扱うプロ用のコーティング剤と、ECサイトなどで誰でも入手できる市販品コーティング剤は全くの別物です。同じコーティングという言葉を使うこと自体違和感を感じるレベルです。

効果も耐久性も施工難易度もすべて違います。まず市販品とプロ用は全くの別物だと理解してください。

そしてプロ用のコーティング剤でも千差万別です。有名そうな海外のメーカーのコーティングが決して良い性能ではないので本当に注意していただきたいです。

以下のランキングは同一時期、同一条件等で比較検証して作成したものではなく、筆者が30年を超える経験の中で蓄えた知識やノウハウを踏まえ独断で作成しているものになります。ポリッシュファクトリー自体を信頼できない方はあまり参考にしない方が良いかもしれません点あらかじめご了承くださいませ。

品質を重視する方、コストパフォーマンスを重視する方、価格をできる限り抑えた施工を希望する3パターンにておすすめのコーティングをご紹介します。

おすすめの車コーティング|高品質な施工で絶対後悔したくない方

おすすめ1位:【ポリッシュファクトリー】PLATINUM EXセラミックコーティング

PLATINUM EXコーティングのタイトル入り画像

PLATINUM EX セラミックコーティングはPOLISH FACTORYの人気No.1メニュー。とにかくオススメをとオーダーを受けましたらこちら一択となります。
新車の約7割以上の方が選択されているメニューとなります(2025年5月時点)

  • 毎月新車限定5台
  • ポリッシュファクトリー唯一の人気オプション(以下)がセットになったオールインワンコース
  • 超強力な1層構造皮膜
  • 長期間の防汚、光沢、保護性能
  • 高撥水タイプ

オプション内容: ホイール、ウインドウ、黒樹脂、ヘッドライト、テールレンズ、ドア内部、ナンバープレート

おすすめ2位:【ポリッシュファクトリー】BLACKセラミックコーティング(最上級)

BLACKセラミックコーティングのタイトル入り画像

BLACK セラミックコーティングはPOLISH FACTORYの最上級セラミックメニュー。最上位のものをお求めな方にはおすすめの月限定2台のコース。

  • 3層セラミックコーティング
  • 最大濃度の液剤使用
  • 強靭なセラミック被膜
  • 最高峰の疏水性と耐久性
  • 圧倒的な艶を実現
  • 毎月2台限定

おすすめ3位:【ポリッシュファクトリー】GTECHNIQ(ジーテクニック)CRYSTAL SERUM BLACK

GTECHNIQのタイトル入り画像

CRYSTAL SERUM BLACK(クリスタルセラムブラック)は、GTECHNIQが誇る最上級コーティングシステムです。世界的に有名なメーカーのコーティングを希望する方はこちらがおすすめ!

  • 認定施工店限定:専門の訓練を受けた認定施工店でのみ施工可能
  • 多層構造:独自の多層セラミックコーティング構造
  • 高い耐久性:最長7年の耐久性を実現
  • 化学的結合:塗装面と分子レベルで結合
  • 優れた保護性能:9H以上の硬度を実現

おすすめの車コーティング|コスパの良いコーティングを探している方

おすすめ1位:【ポリッシュファクトリー】GOLDセラミックコーティング

GOLDセラミックコーティングのタイトル入り画像

GOLDセラミックコーティングはPOLISH FACTORYオリジナルセラミックコーティングのメニュー内で一番リーズナブルなメニュー。
中古車などで下地処理にお金をかけたい方におすすめ。最上級の下地処理と安定感抜群のセラミックコーティングの組み合わせは人気です。

  • 高レベルでチューニングされた機能を持つポリッシュファクトリーオリジナルセラミックコーティング
  • セルフクリーニング効果
  • ベースコート1層+トップコート1層の2層構造
  • 高撥水タイプ

おすすめ2位:【ポリッシュファクトリー】Adams(アダムス)グラフェンコーティング

アダムスグラフェンコーティングのタイトル入り画像

アダムスグラフェンコーティングは、最新のナノテクノロジーを活用した革新的な車両保護システムです。
グラフェンという炭素原子の単層シートを含む特殊なセラミックコーティング剤を使用し、高い耐久性と保護性能を実現しています。

  • グラフェン配合による高い保護性能
  • 優れた撥水効果
  • 耐久性の向上
  • 光沢の長期維持

おすすめ3位:【KeePer】ダイヤモンドキーパー

キーパーコーティングの中で「クリスタルキーパー」と並び、主力製品の1つである、「ダイヤモンドキーパー」

「ダイヤモンドキーパー」は、『ガラスの厚みと密度が深いツヤを生む』をコンセプトにコストパフォーマンスの高い人気のある商品。

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ダイヤモンドキーパーの評判や値段を5分で解説!

キーパーコーティングの中でガラスコーティングの主力製品の1つである、「ダイヤモンドキーパー」。 「ダイヤモンドキーパー」は、『ガラスの厚みと密度が深いツヤを生む』をコンセプトにコストパフォーマンスの高 ...

  • 2層目:タフ(耐候力)に特化した「レジン」
  • 1層目:自然硬化の「高密度ガラス
  • 圧倒的なツヤ感

おすすめの車コーティング|とにかく安くコーティングを体験してみたい方

おすすめ1位:【KeePer】クリスタルキーパー

キーパーのガラスコーティングの主力製品の1つである、「クリスタルキーパー」

クリスタルキーパーは、『ガラス特有の透明感のある美しいツヤ』をテーマに開発された非常にコストパフォーマンスの高い人気のある商品。

以下の記事で詳しく解説しています。

クリスタルキーパーの評判は?『意味ない』と言われる真相やデメリットを解説

  • 2層目:タフ(耐候力)に特化した「レジン」
  • 1層目:強制硬化の「中密度ガラス
  • 透明感のある美しいツヤ

おすすめ2位:【ポリッシュファクトリー】Adams(アダムス)グラフェンコーティング

アダムスグラフェンコーティングのタイトル入り画像

アダムスグラフェンコーティングは、最新のナノテクノロジーを活用した革新的な車両保護システムです。
グラフェンという炭素原子の単層シートを含む特殊なセラミックコーティング剤を使用し、高い耐久性と保護性能を実現しています。

  • グラフェン配合による高い保護性能
  • 優れた撥水効果
  • 耐久性の向上
  • 光沢の長期維持

【市販品編】おすすめのカーコーティング

良いものがあればご紹介していこうと思います。我のこそは!と市販品で自慢のコーティングをお持ちのメーカー様はご連絡くださいませ

【第2章】車コーティングのおすすめ業者・専門店を選ぶ7つの基準

では、ここからは、本題の何ヶ月先の予約でも待ちたくなるような、おすすめ車コーティング専門店の7つの特徴について、

説明していきたいと思います。

この特徴に関しては、あくまで私のこれまでの35年というコーティング業界での経験を踏まえて考えたものになりますので、

違う意見もあるかと思います。ご参考までにされてください。

おすすめしたい車のコーティング専門店7つの特徴

  • より良いものを求めてコーティング液剤を日夜研究している
  • コーティングだけを生業にしている
  • 塗装の知識が豊富、施工するための環境、機材、照明にこだわりがある
  • 正しいコーティングの知識を伝えられる(6層以上の提案、硬さだけのPRをしない)
  • 施工者にこだわりが感じられる、質問要望に的確に答えられる
  • 経営者が施工者でもある
  • +α 表面的な価値以上に、話をしてみたいと思える人間性やコーティングに対する真摯な向き合い方がウェブサイト、SNSからひしひしと伝わってくる

より良いものを求めてコーティング液剤を日夜研究している

コーティング剤は日進月歩で進化しています。ワックスから始まり、

ポリマーコーティング、ガラスコーティング、そしてセラミックコーティングと、様々なコーティング剤が開発されています。

硬化型コーティングのイメージ画像

専門店によっては大手メーカーのコーティング剤を採用せず、独自に開発されたコーティング剤を使用しているところもあれば、

液剤の組み合わせ方を工夫して、最高のパフォーマンスを追い求めているところもあります。

そういった専門店に共通しているところは、現状に満足しない姿勢かと思います。

もっと素晴らしい水弾きの特性をもてないか、もっとシミがつきづらくできないか、もっと耐久性を伸ばせないか等、

お客さんに喜んでもらうために、日夜コーティングについて考え、試験し、一喜一憂し、前だけをみて研究し続けています。

私が知っている、お客さんに常に満足いただいてる専門店は、どこもそのような姿勢です。

どの業界でも同じかもしれませんが、現状に満足せず、常に新しい情報知識を元に、新たなことを試す姿勢が、サービスの価値に繋がっていると思います。

コーティングだけを生業としている

車販売をしているお店がコーティングも手掛けていたり、コーティングをやられていたお店が、

デッドニングを始めたり、とコーティング以外に軸足を移す商売をされているお店もあります。

ワンストップで様々なサービスを提供することで経営理念的にはよくみえてしまうものですが、

経験上多角化による本業の停滞が潜んでいるケースが多いです。

車以外の業界では、そうでないケースもあると思いますが、

特にコーティング業界に関しては、多角化されているお店は注意が必要だと思います。

コーティングは奥が深いサービスです。

徹底して一つの事にあたり、突き詰めていくことが素晴らしい事だと思いますし、お客様のためにもなると思います。

塗装の知識が豊富

下地処理は重要なプロセスです。

特に磨き工程は塗装の傷を最小限のプロセスで、最大限取り、平滑な状態に塗装をする必要があります。

先程も申し上げたとおり、塗装の状態は、メーカー、車種、色、駐車環境、使用状況によって千差万別です。

過去の経験から磨きに使用する最適な機材を組み合わせ、塗装を削りすぎず、

最大限傷を取るという理想的な磨き工程を実現できるのです。

ですから、塗装がどんな状態か、過去の経験からある程度想定できる感覚が重要になります。

施工するための環境、機材、照明にこだわりがある

最高のパフォーマンスを実現しようと思えば、施工するための環境、機材、照明にはこだわるものです。

逆にそこそこの仕上がりでよければ、そこまで拘る必要はありません。

ウェブサイトに記載されているものだけでは、施工者の熱い思いがわからないこともあります。

検討されているコーティング専門店に、環境について聞いてみるといいかもしれません。

そこで紋切り型の端的な回答しか得られなければ、、、

正しいコーティングの知識を伝えられる(6層以上の提案、硬さだけをPRしない)

「膜数を増やせば増やすほど、より強固な被膜を作り塗装を守ることができます!最大10層です!」

「皮膜硬度は○○H!頑丈なので傷がつきにくいです!」

こんなPRをされているコーティング専門店は、避けたほうがよいでしょう。。。

層数が増えれば増えるほど、層間が物理的に増え、剥離されてしまうリスクが増えてしまいます。

塗装のコーティング皮膜の密着率をあげるために工夫をしているのに、

層間を増やしてしまうのは、あえてコーティングが剥がれやすい状況、リスクを作ってしまっているとしか言えないと思います。

液剤と技術レベルにより最大でも3層程度が層間剥離のリスクを抑えつつ、効果を最大化できるのではないかと思います。

また、皮膜硬度が高いからといって、傷がつきにくいとは言えないです。

なぜなら塗装自体がコーティング皮膜ほど硬いとは限らないからです。

塗装自体は柔らかいため、その上に硬い皮膜をのせても、割れてしまいマイクロクラックが入ってしまいます。

そのため、コーティング皮膜の硬さだけでなく柔軟性とのバランスが大切になります。

施工者にこだわりを感じられる、質問要望に的確に応えられる

こちらは、今までのものより抽象的な特徴になります。

何があるからこだわりを感じられるという決まり・条件はないので、感覚的なものになるかと思います。

コーティングについて質問したら、長年の経験に裏打ちされた、的確かつ説得力のあるわかりやすい回答が返ってきた。

お願いしてないのに、専門店側が先回りして気づいてくれて問題に対処してくれた。

そのような言動に、嬉しさの感情がわくか、それとも当たり前と感じるかどうか。

あなたが何も感じなければ、そこに施行者の思いやこだわりは無かったんだと思います。

専門店との対話を通じて、感情が揺さぶられるような経験を得られそうなお店かどうか、

感覚的な部分で判断する必要があると思います。

経営者が施工者である

ポルシェを施工する写真

大企業であれば、機能も分化しており経営者は施工しなくても(できなくても)よいと思いますが、

中小企業の場合は、経営者も施行者であるべきだと思います。なぜならあらゆることに経営者は意思決定で関与するからです。

意思決定するものが、お客様の細部にわたるニーズ含め、コーティングにおける機械や液剤など最新の状況を肌感覚で理解してないと、

誤った方向で意思決定してしまうことがあります。

それが施工者のモチベーションを下げることや、お客様の要望からはズレたサービス提供に繋がり、結局コーティングというサービス価値を下げてしまうのです。

【番外編】表面的な価値以上に、話をしてみたいと思える人間性やコーティングに対する真摯な向き合い方がウェブサイトやSNSから感じられる

昨今特に色々なメディアがあり、楽しみ方が増えてきている一方で、可処分時間は変わらず限りがあるため、

キャッチーな内容だけが目につきやすくなってきていると思います。

しかし、それだけに本質的な価値が現れるのでしょうか。

私は違うと思います。

ウェブサイト上のかっこよいモーション、洗練されているように見せる施工環境、設備。かっこよく編集されたYoutube動画。

確かに、価値を感じる方もいらっしゃると思いますし、否定はしません。

ただし、そこ以外で見落としがちな部分からも価値は判断できるのではと思います。

そしてそこが実はお店の良し悪しを判断するのに一番重要な部分だと思います。

それは、ウェブサイトやSNSに書かれている施行者・オーナーの言葉の部分です。

なかなかこちらも分かりにくい部分ですが、

言葉、内容から感じられるものは、プロ意識、スキル・知識への自信、そして本当に車を愛しているという気持ちの部分です。

「そんなのなかなか分からないよ」という方で本当に運命のコーティング専門店にお会いしたいという方は、まずはたくさんのコーティング専門店のサイト、SNSを見てみてください。

違いがわかり、私がお伝えしたいことがご理解いただけるかと思います。

【第3章】ディーラー、キーパー(KeePer)、オートバックス・イエローハットなどの特徴

これまでは、コーティングをするのに専門店しかない!と決めてる方向けに、専門店の中でもどのような専門店がよいかを説明してきました。

一方で昨今は、様々なお店でコーティングできることから、何が専門店と違うのか、特徴は何なのか、気になる方もいると思います。

そこで、各社のコーティングの特徴を説明したいと思います。

コーティング店比較イメージ図の画像2

ディーラーコーティングの評判・特徴

ディーラーでのコーティングは、2パターンあり①外部に委託、もしくは②社内のコーティング内製部隊が施工することになります。

①に関しては、下請けのコーティング専門店に依頼して作業をお願いするもの、

②に関しては、コーティング専門部隊を設けて施行するケースと整備士などが兼任でコーティング施工するケースがあります。

ディーラーコーティングの特徴

機材は豊富にある場合でも時間に限りがあり、適切な下地処理は難しい

誰がコーティング施工するかによって異なりますが、内製で社内のコーティング部隊が施工となると、基本的には磨きなどの下地処理をせず塗って終了、ということが多いです。(新車の場合)

一方で、下請けのコーティング専門店での施工という場合も、塗装に応じた最適な機材の組み合わせをせずに、

ざっくり磨いて、塗って終わりとなるケースが多いです。

理由は、下請けとなるコーティング専門店の1回のコーティング施工による利益が非常にすくないためです。

ディーラーオプションの金額のだいたい10%〜35%程度がコーティング専門店の取り分となり、65%〜90%がディーラーの売上になってしまいます。。

また、コーティング施工に掛けられる時間も2〜3時間とすくないため、仮に機材が豊富にあっても、残念ながら、限られた取り分と時間に応じた仕事レベルになってしまいます。

塗装の状態に合わせて、最適な機材を組み合わせて、丁寧な下地処理を行うのは現行の状態では難しいでしょう。

施工環境はお店次第だが、最高のパフォーマンスを追い求める環境ではない

内製の場合、ピットの一部もしくは屋外で施工となるため、傷やムラの確認は残念ながら難しいと思います。

砂塵を巻き込んだり、ピット内で整備の方からブレーキダストが飛んでコーティングに悪影響を与える、

コーティングの質を求める環境ではないです。

外注の場合は、ディーラー駐在の場合と、下請け先の専門店で施工するケースがあります。

ディーラー駐在は、先程のとおりで良くない環境での施工となりますが、

一方で下請け先の専門店での施工の場合は、お店次第と言えるでしょう。

コーティング専用の空間で、各種照明も備えているような良いお店もあれば、蛍光灯しかないお店もあります。

そのため、最終誰がどこで施行するか次第で施工環境は変わりますが、

確実に「良い!」とは言えない、分からないため、リスクは伴います。

施工者は、スキル・知識が不足しているか、パフォーマンスを追い求めるモチベーションが生まれづらい状況

内製の場合、営業だったり、兼任の整備士が施工することが多いため、スキルは不足していると言えます。

また、外注の場合に関しては、先程申し上げたとおり、

①下請けのコーティング専門店の売上取り分が少ないこと②コーティング施工に掛けられる時間が2,3時間で少ないこと、

この2点のため、ベストな状態でコーティング施工ができないため、

仮にスキルがあったとしても、素晴らしい質を求めることはできないでしょう。

ディーラーコーティングの場合、結局誰がコーティングするかがわからない、が一番のリスクであると思われます。

コーティング剤は施工しやすいもの

コーティングの液剤は、ディーラー毎に異なりますが、

基本的には「完全無機質のガラスコーティング」ではなく、ポリマーをベースに、

ガラス繊維が多少含まれている「ガラス系コーティング」がメインの商材になります。

ガラス系コーティングは、施工がしやすいというメリットがありつつも、完全なガラスコーティングではないため、耐久性が劣ったりすることから、

現在のコーティング市場の中でベストな製品を取り扱っているとは言えないかと思います。

キーパーコーティング、キーパーラボの評判・特徴

次に、昨今有名人を活用したYoutube戦略などで認知を獲得している、キーパー(KeePer)コーティングについて簡単に説明したいと思います。

本記事内のご説明で物足りない場合は以下の弊社人気記事もご参考ください。

関連記事:「キーパーコーティングは最悪」は本当?専門店が徹底分析!

圧倒的な店舗数を誇る日本最大手の洗車とコーティング店。

ガソリンスタンドに併設されているキーパープロショップなども含めると6,000店を超える店舗数は圧倒的。

その中の膨大な一般的な作業データ量は日本一ではないでしょうか。

その中でもキーパーラボは屋内施工設備完備の専門店ということで信頼されています。

元々は快洗隊から始まり現在まで色々と成長をされていますが大手ならではの弱点もあります。

それは専業店のように納得のいくまで作業時間をかけられないとか拘りの作業があまり出来ないとか

車のコーティング専門店までに迫る内容の濃さには至ってないということがあるという事です。

液剤も独自開発ということですが、

専門店のような拘ったことを個別事案毎にやると言うことはおそらく出来ないかと思います。

作業されていて「もう少し磨いてあげたい!」とか「もう少し時間をかけてじっくりやりたい」

と言う想いのキーパーラボ社員の方もおられるでしょうが、

会社の方針で出来ずに唇をかみしめている方も少なくはないかと(私の勝手な想像に過ぎませんが)・・・

本来の目的はきっと洗車から素晴らしいコーティングまで一貫して行うお店という定義なのだと思います。

忙しい現代社会においては時間をかけずにキレイに出来る事は素晴らしいサービスだと思います。

現代は自宅の軒先で洗車をして水遊びをしていても白い目で見られる世知辛い時代になりました・・・


2022/12/7追記分は下記です

最近キーパーさんが「研磨」について作業内容の変更が大きく変わったようです。
以前にも増していわゆる磨き屋さんが行う「下地調整研磨」と言うレベルの事は行わず
軽くとおす 磨きのようなものらしく・・・

キーパーサイトに書いてある内容は下記です

傷んだ塗装に、輝きがよみがえる

「細密研磨」
塗装表面を細密に研磨して整えます。塗装が薄くなるような切削研磨はいたしません。

塗装の厚みは変えず、キズのエッジ部分だけを磨き取る細密な研磨のため、キズを消すことや
ボディの汚れ落としをする事はできません

作業時間:1時間〜

SS 18,060 L 22,800
S 19,960 LL 25,200
M 21,600 XL 別途お見積もり

(単位は円、税込み)

仕上げには必ずコーティングを

研磨加工後には必ず高性能コーティングで表面を保護することをお勧めします。
研磨加工で得た最高の光沢を保護すると共に、相乗効果による新車のような光沢を体験して下さい

詳しくは下記リンクをご覧下さい

傷んだ塗装に、輝きがよみがえる

きちんと磨いていたキーパーラボさんが方向転換をして、磨かずにつや出しレベルの
下地調整になったようですので同業としてかなりショックです。

キズは消さない、ボディの汚れ落としもしない  ・・・・

軽くつや出しをして軽いコーティングを行い洗車まで一貫してお任せできる洗車屋さん
という立ち位置になったのでしょうか。

残念でなりません。

きちんと研磨作業を行うお店は「キーパーラボマイスター店」とか匠のいるお店を新たに作れば良かったのではないかと思います。

現状これからは、綿密な膜圧管理のもと下地調整が行える専門店とキーパーさんは一線を画すものとなり作業内容的には同一土俵ではなくなりました。決してキーパーさんを否定しているわけではありません。

よってキーパーさんをお選びになる方は細かな傷を消して艶をあげるような下地処理は行えなくなったと言うことです。
きちんとした下地処理でより良い安全な光沢とコーティング求める方はやはり専門店が良いという事になります。

 

コーティング選択で迷ったら簡易診断

簡単コーティング選び

キーパーコーティング、専門店のコーティングを迷っている方はこちらで1分で簡易診断

 

キーパーコーティングの特徴

キーパーには、ガソリンスタンド等で施工できるキーパープロショップと、直営であるキーパーラボの2種類あります。

今回は、キーパーラボにおける、コーティングの効果を決める先程申し上げた4つの要素について詳細説明していきたいと思います。

キーパーコーティングの機材は"そこそこ"の仕上がりレベルを求めるため

全国100店舗を超える直営店という大所帯で展開するお店だけに、

人材育成の効率化や、質を一定にすることを基本方針としています。

極力作業工程をマニュアル化し、ある程度の塗装であれば対応できる機材を取り揃えているようです。

キーパーラボで働いていた方からの情報によると、磨く機械であるポリッシャーは、大きく3種類(シングル/ギア/ダブル)ある内の1種類ダブルのみを使用し、

バフは2種類、コンパウンドも2種類を使用する、が会社としての基本方針のようです。

そのため、常に最適な機材の組み合わせによる下地処理、ということではなく、ある程度”そこそこ”の仕上がりを目指していることが伺えます。

例えば、本来シングルを使えば落とせるはずの深い傷は落とさなかったりすることもあるでしょう。

また、照明に関しては、各種取り揃えているわけではなく、現状では蛍光灯のみのケースが多いようです。

 

先程も申し上げましたが、コーティング作業者にとって、照明は”眼”とも言える存在で、

光源タイプ、光量や色温度、照射の調整など踏まえて様々な種類を取り揃えたほうが、よく見えるため、細かな傷やコーティングのムラを検知しやすくなります。

そういった環境ではないことからも、”そこそこ”の仕上がり基準をベースとしていることが伺えます。

施工環境は充実している

施工環境に関しては、キーパーラボにおいては、コーティング専用ブースを設け、完全密閉で温度湿度をコントロールできる環境になっているかと思うので、

その点については安心できるでしょう。(キーパープロショップは屋外であることが多いと思います。)

キーパーコーティングの施工者のスキルレベルは一定でない

検定制度を設け、合格者しかできないコーティングメニューがあるようです。

しかし、検定の内容的には、会社のマニュアルに沿ったスムーズな動き、機材の使い方を判断としているようで、塗装ごとにおける最適なケミカル、機材の選択といった経験値や知識レベルまではみてないようです(というより、会社としては、時間管理が徹底されており、マニュアル外の行動を許さない!? )

塗装を熟知してないことで、もっと攻めるべき、攻めないの微妙な塩梅に到達したことがないため(許されないため)、

本当はもっと綺麗にしたい!傷を取りたい!と思っておられる社員さんもいることでしょう。

マニュアルにより、会社の求めるレベルという意味では、”まあまあ”の仕上がりレベルにはなっているかと思いますが、

一方で誰がみても”素晴らしい”仕上がりを求めるレベル、というのは残念ながら難しい環境、体制かと思います。

コーティング剤の性能は、効果よりも施工性押し

クリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパー、exキーパーどれもトップコートに有機質で出来ているレジン被膜を使用しています。

有機質の皮膜は、水垢水シミなどの無機質汚れに強いというメリットがありますが、

無機質のコーティング被膜に比べると、花粉や黄砂、排気ガスやピッチタールなど有機質の汚れに弱いというデメリットがあります。

そのため、無機質のコーティング皮膜に比べるとレジン皮膜は劣化しやすく、

定期的に皮膜の張り替えをするメンテナンスが必要になってしまいます。

ただし有機質の皮膜は、施工がしやすいというメリットもあります。

全国展開しているため質を一定に保つという観点からも、施工がしやすいということは会社として大きなメリットかと思います。

オートバックスコーティングの評判・特徴

オートバックスのコーティングは、昨今「Smart+1」というコーティングの専門店も展開しておりますが、

店舗数は少なく、メインはピットメニューの1つになります。

会社として統一のメニューということではなく、あくまで店舗単位で展開しています。

以下の記事でより深く、オートバックスのコーティングについて徹底解説してます。

関連記事:オートバックスで行う車のコーティング価格・評判について解説

オートバックスコーティングの特徴

機材はお店によるが、こだわりはないレベル

店舗単位で展開していることから、どんな機材を使用しているかは定かではありません。

ただし、コーティング専業ではなくピットメニューの一つとして展開していることもあるため、

豊富な機材取り揃えということはなく、

現に照明設備などは、ピット内でコーティング施工するためこだわりがあるとは考えにくいでしょう。

施工環境は密閉された空間ではないことが多い

施工は、ピット内で行うため、修理、板金塗装、点検といったコーティング以外の作業と並行して行われる環境となっています。

そのため、コーティング専用に密閉された空間ということはなく、隣接する作業の影響をうけることも考えられます。

施工者は専任ではないことが多いから知識・経験が豊富とは言えない

施工者は、コーティング以外の作業もする整備士の方でもあります。

そのため、施工レベルが高いかは一概にわからないですが、

専業でコーティング作業をする専門店やキーパーなどと比べると、低いケースが多いでしょう。

コーティング剤はガラスコーティングではなく、ガラス"系"コーティング

コーティング剤に関しては、いわゆる「ガラス系コーティング」が多いです。

「ガラス系コーティング」は完全無機質の「ガラスコーティング」ではなく、有機質を含むため、確かに施工のしやすさはメリットとしてあるものの、

耐久性は、「ガラスコーティング」に劣ります。

イエローハットのコーティングの評判・価格

オートバックスに次ぐ、カー用品店No.2のイエローハットもコーティングに力を入れ始めています。コーティング作業よりもWebサイトのSEOは恐ろしいくらい注力されているようです。

イエローハットはたまに半額キャンペーンを謳い、割安でコーティングができるキャンペーンを行っている印象もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

イエローハットのガラスコーティングの評判や価格等についてみていきましょう。

以下の記事でより深く、イエローハットのコーティングについて徹底解説してます。

あわせて読む
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イエローハットのガラスコーティングの値段

イエローハットの独自コーティングとしては、『SHINE Z COAT』シリーズがあります。

3種類ありますが、それぞれの特徴を整理しましたのでご参考にしてください。

  ゴールドZ(エコノミークラス) プラチナZ(スタンダードクラス) ダイヤモンドZ(プレミアムクラス)
価格(Mサイズ、税込) 20,500円 34,100円 58,300円
耐久性 施工証明期間:1年 施工証明期間:3年 施工証明期間:5年
被膜硬度 鉛筆硬度の2H相当 鉛筆硬度の7H相当 鉛筆硬度の5H相当
撥水性 ★★★★ ★★★★ ★★★★★
施工時間 約2.5時間 約2.5時間 約2.5時間

出典:イエローハット公式ホームページより当社作成

イエローハットの『SHINE Z COAT』コーティングの特徴としては、「ガラス」コーティングではなく「ガラス系」コーティングという点です。

詳しくは割愛しますが、「ガラス」と「ガラス系」はもちろん違います。「ガラス」ではなく「ガラス系」と覚えておきましょう。

イエローハットのボディコーティングの評判・口コミ

イエローハットのコーティングを施工した方々の実際の評判や口コミを見ていきたいと思います。

近くのイエローハットでオープン記念出やすくなってたのでコーティングしてもらいました。
このコーティングは研磨作業がないため、格安のようです。コーティングした直後はとてもきれいになっており、周囲の景色も映るぐらいです。

引用元:みんカラ

雨降りでサイドやタイヤ周りは泥はね跡がありましたが、ボディー全体が艶々というよりピカピカになりました♪

引用元:みんカラ

値段の割に良かったという印象の声が多いように感じました。確かにゴールドZは2万前後ですから格安ですね。

一方、

予算的に イエローハットプラチナコーティングをしてきました。キーパーに比べれば幕がやはり
薄いみたいですが 安いので まぁ良いです。

引用元:みんカラ

キーパーコーティングのどのコーティングと比較されたのかは分かりませんが、キーパーより質は劣るが、価格は少し安いという印象で施工しているのでしょう。

キーパーの膜が厚いという話もあまり耳にはしませんが。

総評

基本的には立ち位置やコーティング施工店としてのレベルは「オートバックス」に準じる感じの印象でしょうか。

個人的にはとにかく安価なコーティング(〜5万円まで)をお探しの方にとっては、キーパーコーティングと比較した場合に同価格帯のコーティングであれば「キーパー」を選びます。

専門店コーティング(当店)の評判・特徴

専門店(ポリッシュファクトリー)でのコーティングは、下記の方におすすめです。

関連記事:車コーティングのおすすめ業者はコレだ!8つの条件クリアした究極の専門店

こんな方におすすめ

  • コーティングには何より質を求めたい。本当のプロにお願いしたい。
  • 趣味は何よりも車
  • コーティング施工に関する相談に対して真摯にかつ的確に対応してほしい

質:拘りのあるお店が多く、良い

専門店でのコーティングは、コーティングを生業としていることから、日夜コーティングの艶や光沢、耐久性の最上を求め検証を重ね、施工環境、機材、コーティング剤にこだわりがあるお店が多いと思います。

例えば新車でも傷やシミが残っていることがほとんどです。

生産現場で塗装の手直しをした際に残った傷や、納車されるまでの間に傷シミがついてしまいます。そのため、適切な照明と、機材を用いて丁寧な下地処理をした上での施工が必要になります。

専門店での施工は、そのような丁寧な下地処理をした上での施工を前提にしています。ただし、お店によっては評判の良くないところももちろんあるので、見極めが必要になります。

金額:他のお店に比べると高価

施工金額に関しては、お店とメニュー次第にもよりますが、大体10万〜40万程度になるかと思います。

他のお店に比べると高価になる傾向ですが、艶や光沢の耐久性が良いので、その点を踏まえて判断されると良いかと思います。

使い勝手の良さ:利便性は良くないことが多い

使い勝手の良さという意味では、専門店は良くないかもしれません。

例えば新車をディーラーで納車されてから専門店への持ち込みが必要ですし、予約がとりづらいお店ですと予約を取るまでの日程調整でご負担がかかってしまうかもしれません。

nojコーティングの評判(最悪?)

メンテナンスが無料というキャッチフレーズとセラミックコーティング硬度13Hという凄いコーティングを行っている、多店舗展開をしているフランチャイズ専門店系コーティング店。

メンテナンスが永久無料というのは素晴らしい企業努力です。

Googleで「NOJコーティング」と検索すると勝手に「最悪」という文字が予測変換?検索候補?ででてくるのですが多くネガティブな記事は出てきません 。

コーティング施工を捜すときにNOJとリボルトそしてキーパーでお悩みの方が多いようですが専業専門店から拝見させていただく感覚ですと以下の並びになるかもしれません。(主観も入っていますので最終的にはご自身で足を運ぶなり問い合わせをされると良いでしょう)

NOJ≒リボルト>キーパーラボ>オートバックス(Smart+1(スマートプラスワン))カーケアセンター>イエローハットほか量販店>ガススタ系の並びという感覚でしょうか。 

NOJコーティングボディコーティングの評判・口コミ

NOJコーティングを施工した方々の実際の評判や口コミを見ていきたいと思います。ネガティブな印象は少なくさすが永久メンテナンス無料は凄いですね。

↓こちらは個別の施工店のたまたまのお話でNOJ全体の評判ではないと感じます。

コーティング1ヶ月経ったのでメンテナンス&洗車に持って行ったけど、いい加減すぎてガッカリした。 左のサイドミラーと助手席の窓汚れてるし… NOJ千葉は、誰にもおすすめ出来ません。

引用元:Twitter

↓ディーラー卒業されて専門店での施工された方のレビューですね!!

ボディコーティングは、これまでディーラーやカスタムショップを通じて施工していましたが、今回は磨きのプロに直接依頼しました。磨き上げ・ボディコーティング、ホイールコーティングがセットになっています。

これは「ガラスコーティング」ということで、いわゆる「ケミカルコーティング」や「ガラス系コーティング」とは全く別物とのことです。

引用元:みんカラ

初めて洗車してもらおうとホームページより事前に予約し、予定をすませて店に向かってる最中、予定時間の20分前になって電話があり、予定時間は他の予約が入っている為、対応出来ないとの事。 こちらも後日の予定があるのでと伝えても本日は対応出来ないとの対応。 …

引用元:Googlemap口コミ

リボルトコーティングの評判、キーパーとの比較

リボルトの元々の母体はラディアスだったかと思いますがなぜラディアスが解体して派閥が2つに別れたかは噂は聞いておりますが真実は不明。元々の発祥は青梅にあったコーティング店だったと記憶しています。

お店により施工レベルの違いはあるかもしれませんが経験年数を重ねて上手になって行くでしょうからどんどん人が変わる量販店系よりは安心できるでしょう

リボルトコーティングボディコーティングの評判・口コミ

リボルトコーティングの特徴は紫外線吸収剤の入ったTOPコートらしいですが、果たしてその効果はどのくらいかは分かりませんし数値も出ていないので計り知れません。ちなみにUVA照射をして白く反応する液だから紫外線をカットできると確証できるものではないかと考えます。

↓こういった、ケアレスミスは誰にでもある事、事後対応がとても大切だと思います。筆者もますますきちんとしたいと思います。

一応、メンテナンス内容は、研磨とトップコートの再施工と説明を受けました。店の施工方法に文句を付けるつもりはありませんが、細部に雑さが見られたのは少し残念です。

引用元:みんカラ

↓リピーター様の施工後の声ですね!こういうのはとても嬉しく、施工を重ねるごとにどんどんハードルが上がっていきます。筆者も日々研鑽、研究、修業を行って参ります。

前車のオデッセイに施工したリボルトプロが良かったので、今回は新しくラインナップされた、エクストリームを施工して頂きました。

以下施工内容:
ボディコーティング:リボルトプロ・EXTREME
窓ガラス撥水加工(全面)
ホイールコーティング:リボルトプロ

引用元:みんカラ

こういうカーコーティングのパーツレビューってたまに見かけるけど、どれもコーティング直後のレビュー。。。
そりゃ、やった直後はキレイに決まってるよ。
半年後とか、期間を置いたあとにレビューすべきだと思う。

引用元:みんカラ

 

【第4章】各社コーティング料金

各社の料金を検索しましたので、参考までにご覧ください。

なお、料金については各社随時変更がある為、詳細は各社HPよりご確認お願いします。

車コーティング専門店の価格

商品名 S M L LL XL
PLATINUM EX 390,000 420,000 450,000 480,000 520,000
PLATINUM 290,000 320,000 350,000 380,000 420,000
GOLD 240,000 270,000 300,000 330,000 370,000

Sサイズ:S660など
Mサイズ:86、GRヤリスなど
Lサイズ:シビックタイプRなど
LLサイズ:レクサスNX、ノアなど
XLサイズ:ランクル、アルファード、ヴェルファイアなど

東京の車コーティング専門店ポリッシュファクトリー※消費税抜き価格

キーパーコーティングの価格

商品名 SS S M L LL XL
EXキーパープレミアム 170,200 189,600 206,600 225,200 235,000 267,600
EXキーパー 113,500 123,800 134,900 150,200 160,200 174,600
Wダイヤモンドプレミアム 108,400 121,500 134,700 141,200 157,800 200,200
Wダイヤモンドキーパー 72,200 79,900 87,600 93,200 102,900 131,400
ダイヤモンドキーパー 49,900 55,100 60,400 64,400 70,900 90,700

SSサイズ:MR-S・モコ・ライフなど
Sサイズ:ヴィッツ・フィット・キュービ・デミオなど
Mサイズ:アルテッツァ・シビック・ティーダなど
Lサイズ:アリスト・クラウン・ステーシア・フォレスタなど
LLサイズ:アルファード・ステップワゴン・ノアなど
XLサイズ:グランエースなど

※消費税込み価格

ディーラーコーティングの価格(トヨタ)

商品名 SS S M L LL XL
CPCプレミアムコーティングエクスG 220,000 231,000 242,000 253,000 264,000 275,000
CPCプレミアムコーティングダブルG 110,000 121,000 132,000 143,000 154,000 165,000
グラスコーティング ガードコスメSP 60,500 66,000 77,000 85,800 91,300 99,000

SSサイズ:軽自動車
Sサイズ:パッソ、ルーミー、ヴィッツなど
Mサイズ:アクア、C-HR、プリウス、86、シエンタなど
Lサイズ:カムリ、クラウン、マークXなど
LLサイズ:ノア、ハリアーなど
XLサイズ:アルファードなど

※消費税込み価格、トヨタカローラ兵庫

オートバックスコーティングの価格

商品名 軽自動車 SS S M L LL
GFコートピンクダイヤモンド 25,300 35,200 39,600 49,500 55,000 62,700
ハードバリアXR 39,600 46,200 52,800 59,400 66,000 72,600
オーバードライブAG-001 66,000 78,100 85,800 93,500 99,000 108,900

SSサイズ:86、アクア、BRZ、ノート、マーチなど
Sサイズ:プリウス、ゴルフなど
Mサイズ:クラウン、BMW3、ベンツE/C/B/CLSなど
Lサイズ:ノア、アルファードなど
XLサイズ:ハイエース、ポルシェ、フェラーリなど

※消費税込み価格、オートバックス東神奈川

まとめ

コーティングの効果は何によってきまるのかを説明し、どんなコーティング専門店が人気店でおすすめできるか、

私の経験ふまえ説明させていただきました。

また、コーティング専門店とキーパーコーティングや、ディーラー、オートバックスでは何が違うのか、特徴についても説明させていただきました。

「車を買ったら、絶対ここでしかコーティングをやりたくない。他のお店は考えられない。」

そんな風に思える、ご自身の価値観にあったコーティング専門店をぜひ見つけてください。

私自身もそういうお店に思っていただけるように、日々研鑽していきたいと思います。

 

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本記事を読んでいただき、東京都練馬区のポリッシュファクトリーが施工する車コーティングに興味を持っていただいた方は、無料見積りや施工ご予約をお待ちしております。

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  • この記事を書いた人
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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴38年。 「お客様の愛車は、自分の愛車以上の気持ちで接すること」を作業のモットーにしております。

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