洗車とコーティングに役立つ知識

車コーティング東京|おすすめ店の選び方【35年のプロ監修】

こんにちは!東京で車コーティング専門店「ポリッシュファクトリー」を運営している及川です。

「最近、愛車の輝きがなんだかくすんできちゃったな…」 「東京でおすすめの車コーティング店って、どこがいいんだろう?」 「信頼できる施工店の相場って、どのくらいなんだろう…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

実は先日も、都内にお住まいのポルシェオーナーK様から同じようなご相談をいただきました。「都内の環境は車に厳しすぎる。信頼できる車コーティング店を探しているんです」とため息をつかれていましたね。

確かに、東京の環境って車にとってはかなりシビアなんです。酸性雨に排気ガス、それに高架下の水垢…。この35年間、数えきれないほどの愛車たちを見てきましたが、特に都内では1年もあれば、新車の輝きがガラッと変わってしまうことも。

でも、ご安心ください!適切な車コーティングと正しいケアさえすれば、東京の街でも愛車の輝きは十分保てるんです。

今回は、東京で35年以上、第一線で車コーティングに携わってきた経験を活かして、おすすめ店の選び方から、失敗しないためのポイントまで、詳しくお伝えしていきます。


経年車の洗車傷画像

線キズだらけの経年車の画像

下地調整後の塗装面の画像

経年車の塗装の線傷を除去したあとの画像

 

なぜ今、車のコーティングが必要なの?

先日こんなことがありました。新車を購入して半年のお客様が「及川さん、どうにかして!」と来店されたんです。なんでも、高架下の駐車場に停めていたら、わずか半年でボディに水垢がビッシリ…。新車の輝きが台無しになってしまったとガッカリされていました。

東京特有の"車の天敵"たち

実は東京って、車にとってはかなりシビアな環境なんです。私の経験上、特に要注意なのが:

  • 高架下の水垢:コンクリートから染み出た水滴に含まれる石灰分が曲者
  • 排気ガスの煤:特に環状線周辺は要注意
  • 鳥の糞害:都内の街路樹の多さが影響してます
  • 紫外線:高層ビル群からの反射光で予想以上に強い!

おびただしい水垢画像

コーティングで解決できること

「でも、定期的な洗車でもいいんじゃない?」って思われるかもしれません。実はそれが大きな勘違いなんです。

先日、あるベンツオーナーのお客様がこんなことを言ってくれました。 「及川さん、コーティングしてから洗車の手間が全然違いますね。前は週末つぶれてたのに、今は月1回で十分きれいをキープできてます!」

コーティングのメリットって、実はたくさんあるんです:

  • 時間の節約:洗車の手間が激減!
  • 愛車の保護:各種汚れから塗装を守ります
  • 見た目の維持:新車の輝きが長持ち
  • 将来の価値:売却時の査定アップも期待できます

どのコーティングを選べばいい?種類と特徴

「よし、コーティングを検討してみよう!」と思っても、種類が多すぎて迷っちゃいますよね。実は先週も、スポーツカーオーナーのお客様から「及川さん、正直どれがいいの?」って相談されたんです。

人気のコーティング、それぞれの特徴

ここからは、私が実際に施工してきた経験をもとに、それぞれの特徴をご紹介します。値段や効果、どんな方におすすめかまで、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。

1. ガラスコーティング

比較的歴史のあるのコーティングです。先日も、通勤用のプリウスに施工されたO様が「これで雨の日も安心!」って喜んでくださいました。

  • おすすめポイント
    • 撥水性バツグン(汚れの固着に効果的)
    • 艶・光沢がしっかり出る
    • 耐久性が安定している(2〜3年くらい)(施工店により変わりますので必ずお確かめください)
  • 料金の目安:軽自動車で10万円台〜(施工店により変わりますので必ずお確かめください)
  • こんな方におすすめ
    • 普段使いの愛車を長く大切にしたい方
    • 洗車の手間を減らしたい方
    • コスパを重視される方

ポルシェ911Turboのガラスコーティング施工後のリア周辺の画像

2. セラミックコーティング

最近特に注目を集めているのがこちら。先月、フェラーリオーナーのK様が施工後、「艶の深さが全然違いますね!」と驚かれていたのが印象的でした。

  • おすすめポイント
    • 圧倒的な艶と深み
    • 極めて高い耐久性(4〜6年)(施工店により変わりますので必ずお確かめください)
    • 傷にも強い
  • 料金の目安:セダンで20万円前後〜(施工店により変わりますので必ずお確かめください)
  • こんな方におすすめ
    • 高級車やスポーツカーオーナー
    • 見た目にとことんこだわりたい方
    • 長期的な保護を考えている方

3. フッ素コーティング

「実はうちの営業車、もう5年選手なんです…」そんなお客様には、よくこちらをおすすめしています。

  • おすすめポイント
    • 汚れが付きにくい
    • 比較的リーズナブル
    • メンテナンスが簡単
  • 料金の目安:軽自動車で5万円前後〜
  • こんな方におすすめ
    • 業務用車両をお持ちの方
    • 屋外駐車が多い方
    • 手軽に始めたい方

失敗しないコーティング選びのコツ

「結局、どれを選べばいいの?」って思われますよね。実は、選び方のポイントってシンプルなんです。

まずは、こんな質問に答えてみてください:

  • 愛車をどれくらい長く乗り続けたい?
  • 普段の駐車環境は?(屋内?屋外?)
  • 洗車はどれくらいの頻度でできそう?
  • 予算はどれくらい?

この答えによって、おすすめのコーティングは変わってきます。例えば、先日ご相談いただいたお客様は、「実は来年、中古車として売却予定なんです」とのこと。その場合は、費用対効果の高いフッ素コーティングをおすすめしました。

気になる料金の相場と上手な選び方

「正直、料金の相場がわからなくて不安…」これ、本当によく聞く声なんです。実は先週も、都内のディーラーさんから紹介されたお客様が「他店より安いところもあるんですが、どう違うんですか?」って率直に聞いてこられました。

東京での料金相場、ぶっちゃけます!

まずは、私の経験から、都内での一般的な相場をお伝えしますね。(施工店により変わりますので必ずお確かめください)

車種ガラスコーティングセラミックコーティングフッ素コーティング
軽自動車10万円〜15万円〜5万円〜
セダン・ミニバン15万円〜20万円〜10万円〜
高級車・スポーツカー20万円〜30万円〜15万円〜

「安い」には、ワケがある!?

「えっ!そんなに違うの?」って思われましたよね。実は先日こんなことがありました。

あるお客様が「他店で5万円でコーティングできる」って言うので、どんな内容か確認してみたんです。すると…

  • 作業時間はたったの2時間
  • 下地処理なし
  • 使用している薬剤が不明
  • 保証なし

実は、プロが行う本格的なコーティングには、こんな工程が必要なんです:

  1. 下地処理丸1日かけて行います
    • 細かな傷の除去
    • 水垢・鉄粉の除去
    • 脱脂作業
  2. コーティング作業:さらに4〜8時間
    • 均一な塗布
    • 適切な硬化時間の確保

賢い予算の決め方

「でも、予算には限りがありますよね…」そうなんです。だからこそ、こんな考え方をおすすめしています:

  • 3年間のトータルコストで考える
    • 月々の洗車代
    • 年2回のメンテナンス費用
    • 休日の時間的コスト
  • 車の使用環境で選ぶ
    • 屋外駐車ならしっかりめの施工を
    • 屋内駐車なら標準的な施工でOK

例えば、うちの常連のT様。最初は「高いなぁ」って悩んでたんですが、月々のコストに換算したら「コンビニコーヒー2杯分くらい」だって気付いて、即決されましたよ。

失敗しない!東京のおすすめ専門店の選び方

「東京には店がたくさんありすぎて、どこを選べばいいのか分からない…」って声をよく聞きます。実は先月、あるお客様が「最初に行った店で失敗して、やり直しになっちゃいました…」って話を聞いて、胸が痛くなったんです。

信頼できる専門店の見分け方

私の35年の経験から、本当に腕のいい店には、こんな特徴があります:

その1:施工環境をチェック!

「え?工場見学できるんですか?」って聞かれることも多いんですが、実は見学OKな店を選ぶのが超重要なんです。

  • 要チェックポイント
    • 空調完備の室内施工場がある
    • 明るい照明設備が整っている
    • 清潔に保たれている
    • 専用の機材が揃っている

その2:スタッフの対応を見る

先日、こんな会話がありました。 「及川さん、前の店では質問しても『業務上の秘密です』って言われちゃって…」

いい店のスタッフは:

  • 質問に丁寧に答えてくれる
  • 強引な営業をしない
  • 施工内容を分かりやすく説明してくれる
  • 実績写真をWebに載っている

その3:施工実績をチェック

「うちのポルシェ、傷つけられたらどうしよう…」って心配な方も多いんです。だから、高級車の施工実績は重要なポイント。

  • 確認すべきこと
    • ビフォーアフター写真の有無
    • 高級車の施工実績
    • SNSでの実績紹介
    • お客様の声や口コミ

要注意!こんな店は避けるべき

実は先週、修理を依頼されたお客様から衝撃的な話を聞きました。 「1時間で終わりました!って言われて、変だなと思ったんです…」

これは絶対避けたい特徴です:

  • 赤信号サイン
    • 異常に安い価格設定
    • 作業時間が極端に短い
    • 施工内容があいまい
    • 保証内容が不明確
    • 事前説明や見積もりが雑

お店選びの具体的な手順

「じゃあ、具体的にどうやって選べばいいの?」って思いますよね。実際に私がお客様におすすめしている手順をご紹介します:

  1. Step1:情報収集
    • 口コミサイトをチェック
    • SNSでの評判を確認
    • 実際の施工例を見る
  2. Step2:電話での問い合わせ
    • 質問への対応の仕方をチェック
    • 価格や施工時間の確認
    • 予約状況を聞いてみる
  3. Step3:現地見学
    • 施工環境の確認
    • スタッフとの直接対話
    • 使用する製品の確認

完全密閉で口調管理が出来ている施工環境画像

コーティング後の簡単メンテナンス術

「せっかくコーティングしたのに、半年で効果が落ちちゃった…」なんて声を聞くと、正直心が痛みます。実は先日も、他店でコーティングされたお客様から「もっと早く適切なケア方法を知りたかった」って言われたんです。

知って得する!日々のお手入れ術

まずは、私が実際にやっている簡単お手入れ方法をご紹介します。これなら忙しい方でも続けられますよ!

洗車の基本テクニック

  • やっていいこと
    • 柔らかいマイクロファイバータオルの使用
    • 中性カーシャンプーでの優しい洗い
    • 日陰での作業
  • やってはいけないこと
    • 自動洗車機(特に回転ブラシ式)
    • 強アルカリ性洗剤の使用
    • 汚れた布やスポンジの使い回し

ちょっとした裏技をご紹介します。実は私、洗車の後にペットボトルの水で最後のすすぎをするんです。水道水より軟水なので、水垢がつきにくいんですよ。また1万円台で購入出来る純水器を購入して2リットルのペットボトルに入れておけばいつでも純水でリンスが出来ますよ!

季節ごとのケアポイント

東京って、季節によって車への負担が全然違うんです。例えば…

春(3月〜5月)

  • 要注意:花粉と黄砂
    • 週1回の水洗い
    • 花粉が付着したらすぐに洗い流す

夏(6月〜8月)

  • 要注意:紫外線と虫の死骸
    • できるだけ日陰に駐車
    • 虫の死骸は早めに除去

秋(9月〜11月)

  • 要注意:落ち葉と樹液
    • 落ち葉はこまめに除去
    • 樹液は専用クリーナーで対応

冬(12月〜2月)

  • 要注意:路面塩化カルシウム
    • 下回りの洗浄を忘れずに
    • 月1回は専門店でのメンテナンス

トラブル対処法

「あっ!やっちゃった…」ってときの対処法です。私のお客様からよく聞く失敗例と対処法をご紹介します:

  • 鳥のフンが付着したら

    「すぐに取れなかった…」という場合:

    • 専用クリーナーで優しく溶かす
    • こすらずにふき取る
    • 気になる場合は専門店に相談
  • 虫の死骸がこびりついたら

    先日、お客様から緊急の電話がありました。「高速道路から帰ってきたら…」というケース:

    • 専用の虫取りクリーナーを使用
    • 15分ほど浸透させる
    • 柔らかい布でふき取る

シャンプー洗車時のクルマ画像

よくある質問と回答

毎日たくさんのお客様とお話しする中で、よく聞かれる質問をまとめてみました。きっと、みなさんも同じような疑問をお持ちだと思います。

Q1:コーティングって、本当に効果あるの?

つい先日、1年前にコーティングを施工したお客様から嬉しい報告がありました。 「及川さん、月1回の簡単な洗車だけなのに、まだピカピカですよ!」

効果は確実にあります。特に:

  • 洗車の手間が激減(週1回→月1回に)
  • 水垢が付きにくくなる
  • 小さな傷からの保護
  • 艶・光沢の長期維持

Q2:施工にかかる時間はどのくらい?

「仕事が忙しくて…」という方からよく聞かれる質問です。

実際の施工時間は?:

  • 軽自動車:1日〜3日
  • セダン:2日〜3日
  • 高級車:4日〜6日

「えっ!そんなにかかるの?」って思われるかもしれません。でも、これには理由があるんです。例えば、先週施工した新車ポルシェのオーナー様の場合:

  • 1日目:洗車、下地処理、磨き作業
  • 2日目:磨き作業、コーティング前処理
  • 3日目:コーティング施工、硬化時間確保
  • 4日目:オプションや仕上げ
  • 5日目:最終チェック 点検

Q3:どのくらいの頻度でメンテナンスが必要?

これ、実は私が一番大切だと思う質問なんです。

おすすめのメンテナンス頻度:

  • 日常的なケア
    • 月1回程度の手洗い洗車
    • 汚れたらその日のうちに水洗い
  • プロによるメンテナンス(自分で洗車しない方)
    • ガラスコーティング:3〜6ヶ月に1回
    • セラミックコーティング:3〜6ヶ月に1回
    • フッ素コーティング:3〜6ヶ月に1回

Q4:自分で施工できる市販のコーティング剤との違いは?

先日、あるお客様が市販のコーティング剤で失敗した後に来店されました。

プロ施工と市販品の主な違い:

  • 下地処理の違い
    • プロ施工:完全な下地処理、深い傷の除去も可能
    • 市販品:表面的な処理のみ
  • 製品の品質
    • プロ仕様:高濃度、高耐久
    • 市販品:薄め、耐久性は数ヶ月程度

Q5:雨の日や冬場の施工は大丈夫?

「この時期、大丈夫かな…」って心配される方も多いんです。実は、室内施工なら問題ありません。

当店では:

  • 完全空調管理された室内施工場
  • 温度・湿度の厳密なコントロール
  • 埃を徹底的に排除した環境

だから、季節を問わず最適な施工が可能なんです。

完全室内施工の出来る施工環境の画像

まとめ:失敗しないコーティング選びのポイント

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後に、35年の経験から得た、失敗しないためのポイントをまとめておきたいと思います。

選び方の3つの黄金ルール

実は先週、ベテランディーラーさんとお話しする機会があったんですが、まさに同じ意見で…。

  • Rule1:安さだけで選ばない

    「安かろう悪かろう」って言葉、コーティングではホントによく当てはまります。

    • 適正価格を知っておく
    • 作業内容をしっかり確認
    • 保証内容まで必ずチェック
  • Rule2:施工環境を必ずチェック

    先日、お客様と一緒に施工場を見学した時の話です。

    • 室内施工が基本
    • 清潔な環境が保たれている
    • 専用の機材が揃っている
  • Rule3:コミュニケーションを大切に

    「話しやすい店」って、実はすごく重要なポイントなんです。

    • 質問にしっかり答えてくれる
    • 施工後のケアまで説明してくれる
    • アフターフォローが充実している

最後に一言

私がお客様によく言うのは、「コーティングは愛車との長いお付き合いの始まり」だということ。

先日、10年選手のベンツを乗り続けているお客様がこんなことを言ってくれました。 「及川さん、定期的なメンテナンスのおかげで、まだまだ新車みたいな輝きが保ててますよ。これからも末永くお願いします!」

この言葉、本当に嬉しかったですね。

これから検討される方へ

東京での車の維持って、本当に大変です。でも、適切なコーティングと正しいケアがあれば、愛車は何年でも美しさを保ち続けることができます。

迷ったときは、ぜひ一度、専門店に相談してみてください。きっと新しい発見があるはずです。

※この記事は2024年10月30日の情報を元に作成しています。

下地処理前のボサボサの塗装面の画像

きちんと下地処理を行い適正な塗装面にしコーティングを行った画像

 

  • この記事を書いた人
アバター画像

及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴37年。

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