洗車とコーティングに役立つ知識

コーティングした車の皮膜が傷まない正しい洗車方法

及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴31年。

新車にガラスコーティングを施工したんだけど、水洗い洗車だけで大丈夫って本当なんだろうか?

コーティングをしているから、洗車で気をつけることって何かあるんだろうか。

せっかく車にコーティングをしたからには、きれいな状態を維持したいですよね。

コーティングをしたからといって、全く洗車をしなくてよいかというと誤りで、定期的なメンテナンスが必要になります。

全く洗車をしなかったり、誤った洗車方法をしてしまうと、せっかくお金をかけて施工したコーティングも皮膜が痛み、台無しになってしまうこともあります。

そこで本記事では、塗装はもちろん、コーティング被膜が傷まないようにコーティング車の正しい洗車方法について解説いたします。

創業1991年の「東京の車コーティング専門店ポリッシュファクトリー」を営む及川が說明いたします。

新車をどこでコーティングするか迷われている方はこちらを御覧ください。

コーティング車は、洗車は水洗いだけでよいか?

水洗いだけで良い場合もあるし、洗剤が必要になることもある、というのが正確な答えになるかと思います。

通常の水洗い洗車だけで汚れが取れなかったときには、洗剤が必要になります。具体的には、シミが付着してて取れなかったりするケースになります。

では、洗剤の種類で気をつけることはないんでしょうか。

コーティング被膜が耐酸性でしたら、被膜も傷めないため基本的には弱酸性のシャンプーがおすすめです。

中性をおすすめされるケースもあるかと思いますが、中性でとれない場合もあるので、二度手間を防止するためにも弱酸性でやってしまったほうが手っ取り早いと思います。

ただし、コーティング剤が耐酸性がない場合には、皮膜が痛み、最悪の場合ですと被膜が剥がれてしまうこともあります。

そのため弱酸性のシャンプーも注意が必要なので、施行されたお店もしくは自身で施行された場合、コーティング剤の取り扱い説明書をご確認頂いたほうがよいかと思います。

また、コーティング皮膜に悪影響を起こす可能性もあるため、撥水剤や研磨剤、ワックス入りのシャンプーも選ばないようにしたほうがよいです。

コーティング車の洗車で必要な道具

必要最低限は、コーティング施工してない車でも洗車に使う道具と同じなります。

  • バケツ

  • スポンジ、もしくはウォッシュミット

  • マイクロファイバークロス

  • 中性シャンプーもしくは弱酸性シャンプー

  • 脚立

  • ホース

  • シャワーノズル

コーティング車の正しい洗車の流れ

手順としては、下記のとおりです。

①足回りを洗う

アルミホイールを丁寧に手洗い洗車画像

水をバケツ内に入れて、そこに足回りは中性もしくは弱アルカリ性のシャンプーを混ぜて、バケツ内で泡立たせます。

足回りは、油汚れが多いため、弱アルカリ性のシャンプーがおすすめです。

スポンジにシャンプーをつけて、最初に足回りであるホイールから洗っていきます。

なぜ足回りから洗うかでいうと、ボディに水をかけてホイールを洗ってしまうと、ホイールを洗っている最中にボディの水が乾き、イオンデポジットの原因になってしまうためです。

②カーボディに付着した埃や泥などの汚れを流す

水流で汚れを流している画像

 

車全体を水で流して、表面の目に見える汚れを落とす作業になります。

ホース、もしくはお持ちの場合はケルヒャーなどの高圧洗浄機を使用して、水圧で汚れを落としていきます。

水圧で落とすため、砂が塗装面に傷つけるのを軽減しつつ、汚れを落としていくことが可能です。

③スポンジもしくはウォッシュミットでボディを洗う

シャンプー洗車時のクルマ画像

 

水圧でボディの汚れを落とし終えたら、水で湿らせたスポンジやウォッシュミットで汚れを落として行きます。

シャンプーを使う場合、スポンジにシャンプーをつけて、ボディを洗っていきます。この際、シャンプーの泡でボディを洗っていくのが理想なので、泡をスポンジにたくさんつけて洗っていきましょう。

物理的な手の力で汚れを取るというよりも、シャンプーの界面活性剤が汚れに働きかけて落ちていくイメージに近いです。やさしく洗っていきましょう。

④シャンプーを洗い流す

シャンプーが残ってしまうと、水垢の原因にもなりますので隅々に入り込んだシャンプー成分を念入りに洗い流しましょう。

⑤拭き上げ

最後に水分の拭き上げ作業になります。実はこの部分は洗車の中でも重要な作業になります。

怠ってしまうと、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが白く残り、シミの原因になってしまいます。

そのため、しっかりと拭き上げるようにしましょう。

フロントバンパーのグリル部分や、パネルの隙間などは特に水滴が残る部分ですので、可能であればブロワーなどを使用して飛ばしつつ拭き上げるとよいと思います。ブロアー使用の動画はこちら 

コーティング車の洗車における注意点

コーティング車の洗車における注意点としては、全部で3つあります。

気温が高く、晴れた日の洗車は控える

夏場など気温が高く、晴れた日に洗車は控えたほうがよいです。

ボディを洗っている最中に、拭き上げ前に乾いてしまい、イオンデポジットやウォータースポットなどのシミができてしまいます。

そのため、

  • 気温が低い朝か夕方
  • 曇りの日

に洗車するのがよいでしょう。

洗車機での洗車は極力避ける

最近の洗車機は昔に比べると良くはなっていますが、それでもブラシが高速に動くことによる摩擦や、ブラシに残っていた砂などが塗装に悪さをして、小キズがついてしまうリスクがあります。

そのため、基本的には洗車機は使用せず、手洗い洗車がおすすめです。

ただし、手洗い洗車だと全く洗車する機会がない!という人であれば、やらないよりは何かしらの方法で洗車したほうがマシなので、

洗車機の洗車をしてもよいと思います。

その際に注意が必要なのは洗車機の布の交換頻度です。耐用年数ギリギリまで交換しないところもあれば、汚れてきたら定期的に交換されるところもあります。

そのため、気になるようでしたら、どういうタイミングで洗車機の布を交換されているか、ガソリンスタンドの方に聞いてみてもよいでしょう。

しっかりと拭き上げる

こちらは先程も述べましたが、洗車の最後の工程である、拭き上げを怠ってしまうとボディに残った水分によりシミになってしまう可能性があるので、

念入りに拭き上げるようにしましょう。

イレギュラーな汚れ別対処方法

コーティング車の基本的な洗車方法について說明してきましたが、イレギュラーな汚れがついてしまった場合、

どのような対処方法があるのか說明していきたいと思います。

花粉や黄砂

年々花粉や黄砂の影響がひどくなる2月〜5月頃、花粉の季節に何もせず放っておくと、気付くとシミになっている!というケースがよくあると思います。

シミがそもそもつかないようにするためのベストな対策は、花粉の季節はいつも以上に洗車をすることですがなかなか難しく、シミになったあとの対処が多くなってしまうかと思います。

そこで対処方法としては、80度くらいの熱いお湯をかける、という方法です。お湯をかけると、花粉ジミは自然に消えることがあります。

具体的な方法はこちらを御覧ください。

虫の糞や死骸

虫の糞や死骸は放置してしまうと、虫のタンパク質が酸化して固着してしまいます。

ただし、市販で虫取りクリーナーがあるので、そちらを使えばコーティング被膜に悪させず、容易に取ることが可能です。

まとめ

以上コーティングした車の正しい洗車方法について解説してきました。

コーティングしているからといって洗車をしなくてよい、というわけには行きませんが、洗車する際は、場合によっては水洗いだけでOKで汚れを落とす時間を短縮することができ、美観を保てるようになります。

洗車の流れは基本的にはコーティングしていない車とおなじですが、コーティング材によっては使用できないケミカルもあったりするので、判断に迷うものがあれば、都度施工店に確認されることをおすすめします。

簡単な洗車を定期的に行っていただくことで、ずっときれいな愛車を維持できたら嬉しいですね。

 

 

 

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