バイクのガラスコーティングは不要？おすすめはどれ？本当に必要なのか？メリットは？

バイクを購入後どのようにキレイを保たせることが出来るのか？

昨今のシニアのバイクブームは相変わらず好調で、コロナの影響もあり多人数での移動がしにくいため、バイクでソロツーリングをしたいというシニア層が増えています。

昔から憧れていたバイクに跨がり1人の時間を気ままに過ごすことは、日頃のストレスを解消することも出来ます。

BMW、ハーレー、ドカティ、カワサキ、HONDA、ヤマハなどのバイクを購入後皆様のお悩みは、「どうやってキレイを保つか？」「バイクコーティングはどうしたら良いか？」と聞きます。

4輪車に比べると2輪バイクの外装部品（特にタンク）は普段より直接触れることが多く、エンジンや外装部品も露出されていて劣化が激しいのです。

塗装部の汚れにどのような被膜が必要で、おすすめは何なのかを本記事では、バイクガラスコーティング検討者の方々向けに、コーティングの効果、種類や特徴、そして施工場所の選び方など、1990年創業、東京のコーティング専門店「ポリッシュファクトリー」を営む及川が説明していきたいと思います。

バイクコーティングのポリマーコート、ガラスコーティング等の特性を表で説明

バイクは紫外線や油汚れ、熱により、劣化していきます。バイクコーティングを施工することによって外装塗装部やマフラー、エンジンを劣化を抑えることができるのです。

各種コーティング性能比較表

バイクコーティングの種類を説明

コーティングのは色々と種類があります。

自分で洗車をして、ワックスやコーティングなど自分で行いたい方には簡単ケミカルがおすすめ、自分でコーティングは出来ないのでプロにお任せしたいなど自分に合った施工や洗車方法と普段の向き合い方でお考えになっても良いでしょう。

【ガラスコーティング】
ガラスコーティングは効果期間が比較的長く、劣化しずらいといったメリットがあります。

施工後の洗車とか簡易メンテナンスは必要ですが、防汚性や光沢感が高いため人気のあるコーティングです。

専門の業者に依頼すると6～15万ほど費用がかかります。一般の方でもできるようなコーティング剤などもネットでは散見しますが、プロの施工店の技術と施工環境などで行われる仕上がりはやはり品質は高いです。

【ポリマーコーティング】
ポリマーコーティングは古くからあるベーシックなコーティング剤です。ガラスコーティングに比べると、効果期間は短いですが独特の手触りと光沢感はいまだにファンが多い施工でもあります。

施工が簡単なのでDIYで行う方も多くおります。比較的施工が簡単なうえメンテナンスも簡単ですが短期間に何度も行わないといけないので手間がかかります。

【簡単系コーティング】
手間を惜しまずに自分で行いたい方向きのコーティング剤です。

洗車の際に簡単に施工できるのですが、寿命が短く、1〜2ヶ月という短命なため洗車毎に行う必要もあります。

普段の洗車にひと手間を加えて洗車ライフを行える方には最適なケミカルです。撥水系と親水系そして疎水系の簡単ケミカルが販売されています。

バイクコーティング費用価格のベンチマークはCR-1というコーティングでしょうか。

バイクコーティングの効果とは

新車などワックスもコーティングなどなにも行っていないままですと、キズ付きや油性の汚れが付着すると取れにくくなったりと汚れの固着が起きたりまします。

バイクコーティング行うと長期間水垢の抑制、光沢感の持続、擦り傷の抑制など色々な効果があります。

ビックスクーターや高価なバイクの外装を長く大事にキレイに保つにはバイク用コーティングは大変効果的です。

バイクコーティングの特徴をメリットデメリットでご説明します

バイクの場合一番汚れが気になるのはタンク、ホイール、シリンダー、マフラーでしょう。

タンクはニーグリップをすればジーンズなどで塗装が摺れて傷になりやすいですね。

ホイールはブレーキダストの汚れとチェーンがついている場合はチェーンオイルが飛び散ってリアホイールは油で汚れます。

シリンダーは自動車のようにカバーなどなく露出しているので表面温度が高くでも守れるようなコーティングが理想です。

マフラーも同様ですが温度が全く違います。エキパイ（エンジン付近）＝700～800℃とも言われますので耐熱性の高いコーティングが望ましいです。

バイクコーティングのメリット

バイクコーティングをすると、柔軟性の高いものから硬質度が高いものまであります。

それらのコーティング皮膜を形成することで汚れが落ちやすく、小キズから守ることが可能です。

コーティング皮膜は犠牲膜となり、平滑であるため汚れが落ちやすく、また飛んできた小石なども皮膜が犠牲となり、塗装面や金属面自体に傷がつくことから守る作用が働きます。

バイクコーティングの効果をまとめると、下記になります。

・皮膜の平滑度があがり、汚れがつきにくく、落ちやすい
・皮膜が犠牲となるため、塗装面を小キズから保護
・長期間に渡って、耐久性を発揮(※お店やDIY品ごとによって耐久期間は違う)

日常使用で汚れやすく、露出度が高く傷がつきやすいバイクには、バイク用コーティングはおすすめです。

バイクコーティングのデメリット

市販品の5,000円〜10,000円程度の商品を購入されて自分でコーティングされる方は価格のコスパは良いものの専門店で使用されるコーティング剤に比べ性能が劣るため、小キズから守る性能や、汚れのつきにくさ、耐久性が弱くなってしまうのが一般的です。

市販品には高性能なものもあるが、屋外で晴れている日は施工が難しかったり完全乾燥まで時間がかかるので雨などに当たることは許されませんね。

耐久期間も市販品はそれなりに良いものの、短期間で塗りなおしなどを行う手間がかかります。

専門店で行うコーティングは費用が高価となり負担が高くなります。

バイクコーティングを施工する場所は

バイクコーティングはDIYで施工、専門店で施工される場合によって、メリット・デメリットがそれぞれあるかと思います。

下記ではDIYコーティング、専門店でのコーティングなどを説明させていただきます。

DIYでバイクコーティングする場合

DIYでバイクコーティングを施工する場合、メリットとしては、価格が安いこと、そして自分で施工することによって、車に愛着がさらに湧くことでしょうか。

市販品の耐久性は短いものが多く頻繁に行わないといけないのが難点です。その場合はスプレー式の簡単なコーティングを繰り返すと効果が続くので良いでしょう。

何度も行う場合の最大の注意点（ココ大事です！！）

数回に1度くらいは表層のクリーニングをすることが望ましいです。コーティングをしていても表層の汚れなどがやがて溜まるのでそれらを除去して再度コーティングサイクルに入るのが1番DIYコーティングでは理想型なのです。

注意点は（屋外での施工）

• 施工後すぐに雨に当たるとシミになる
• 屋外で施工するとホコリを噛んで傷になる

専門店でバイクコーティングする場合

専門店でバイクコーティング施工する場合のメリットは、施工に適した温度管理された密閉環境下で、優れた液剤、経験豊富なスタッフよる施工ができるため、性能に優れ、安心できます。（それぞれの店舗に確認が必要です）

また専門店では施工台数が多く塗装に対する知識がバイクに対する扱いが豊富なので安心して施工を任せられます。

防汚効果や光沢、耐傷性や油汚れにも強いコーティングを量販店等ではだせないハイクォリティな施工をご提供出来ます。

コーティング後のメンテナンスは

バイクコーティングを施工した後のメンテナンスは、基本汚れたらなるべく早く洗車する、ということができれば問題ないかと思いますが、特に注意すべき点は下記になります。

・洗車をせずにタオルなどで空拭きをしない。（コーティング皮膜を傷つける可能性があるため）
・被膜に悪影響のある、強酸性/アルカリ性のクリーナーは使用しない　(※弱酸性などは、施工されるお店、液剤メーカーにご確認ください)
・シャンプー洗車後は洗剤成分をしっかりと水で洗い流す。

まとめ

以上、バイクコーティングについて、効果や施工される場合の注意点などについて説明させていただきました。

4輪に比べて露出部分が多いバイクは、汚れや傷から守るためにもコーティングをしたほうがよいと思います。DIYで施工されるのか、お店で施工をお願いするのかは、予算や車への価値観によって人それぞれ判断が違うかと思います。

自分に合ったコーティングを施工することで、満足の行くバイクライフが送れることを祈っています！

バイクコーティングの施行例

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