洗車とコーティングに役立つ知識

青空駐車のコーティング、親水と撥水どちらがよいの?愛車を綺麗に保つ方法

及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴31年。

・青空駐車なんだけど、ワックスとコーティングってどっちがよいんだろう。
・青空駐車の車には、親水コーティングがよいと聞いたけど、本当なんだろうか。
・青空駐車だと、車にどんなダメージが生じてしまうんだろう。コーティングしないとどうなっちゃうの。

青空駐車なんだけど、愛車を綺麗に保ちたい。

青空駐車だと車へのダメージがあるって聞くし、それを防ぐためにコーティングやワックスがよいって聞くけど、おすすめがどれがわからない。

そんなお悩みをお持ちの方、多くいらっしゃるかと思います。

そこで本記事では、青空駐車をするとどんなダメージが生じるかや、それを防ぐ策としてどんなコーティングがよいか、創業1991年の「東京のコーティング専門店ポリッシュファクトリー」を営む及川が說明していきたいと思います。

これをお読み頂ければ、青空駐車だからといって不安になる必要はなくなり、万全の対策をとれるようになるかと思います。少々お付き合い下さい。

青空駐車による車のダメージとその原因について

青空駐車をすると、どんなダメージが生じてしまうか、原因とともに說明していきます。

紫外線

塗装のひび割れ、チョーキング画像
紫外線は、車にとって一番の大敵と言っても過言ではないと思います。

何も対策をせず、青空駐車のまま放置してしまうと、紫外線により色あせや、クリア塗装にひびが入るクラックという現象が起きてしまう可能性があります。

早ければ2年程度でクラックが生じてしまい、塗装が傷んでしまいます。一度色あせやクラックが生じてしまうと、オーナー自身での対処は難しく、専門店での磨きとか塗装作業が必要になってしまいます。

熱や紫外線により傷んだ樹脂画像

天気が良く暑い時に、車の塗装を触って「アツっ!!」となった経験はないでしょうか?

特に青空駐車されている車の塗装は、気温とともに、ぐんぐん塗装表面温度は上がっていきます。

熱がどのように塗装に悪さをするかというと、排気ガスなどの油汚れや、花粉など汚れが塗装についた時に、通常時よりも固着しやすくなってしまうというデメリットが生じてしまいます。

熱は塗装に悪影響するだけでなく、樹脂部分が白くなったり、配線の痛みの原因にもなりますので、対策が必要です。

酸性雨

黄砂被害 コーティングの知識 画像車のコーティングは専門店で練馬ポリッシュファクトリー大気中の汚れを含んだ雨は酸性のため、酸性雨により塗装が劣化してしまいます。

具体的には、塗装面に酸性雨が残留することで、塗装面にギザギザの輪郭のピンホールのようなシミができたり、陥没してしまいます。

酸性雨の影響は、塗装の温度上昇と相まって水分が蒸発し、酸性成分が濃縮され、塗装に影響がでる、という作用機序になっています。

ボディカバーで対策はできるのか

では、青空駐車への対策は何が良いのでしょうか?

まず考えられるのが、ボディカバーかと思います。

ボディカバー装着画像

ボディカバーをつけることで、日差しによる熱や紫外線を防止し、酸性雨によるダメージも軽減することが可能です。

ただし、ボディカバーと塗装が擦れることで生じる摩擦傷がついてしまうリスクがあります。

いくら塗装に優しい裏起毛の記事を使用したとしても、着脱の際にどうしても物理的に塗装面と擦れてしまうため、小キズがつくリスクは防げないと思います。

特にリアウイングの角やスポイラーの端部分は防ぐことが難しいかと思います。

駐車環境が劣悪で、木々の下のおかれるとか環境が特に悪い場合にはボディコーティングとボディカバーの併用策が良いと思います。

ワックスとコーティングどちらが良い対策なのか

ではワックスとコーティングではどちらが青空駐車による劣化対策になるのでしょうか?

結論、コーティングのほうが良いです。

理由としては、ワックスは油脂系になるため、熱に弱いというデメリットがあります。

そのため、青空駐車時は熱に晒される環境のため、車を守るどころか、溶けたワックスが油汚れとして塗装に滞留し、シミになることもあるので、ワックスはおすすめできません。

そのため、コーティング、特にガラスコーティングが良い対策になります。

ガラスコーティングは、耐酸性、耐紫外線効果にも優れ、犠牲膜として塗装を保護しつつ、艶と光沢を維持することができますので、青空駐車環境にもおすすめできます。

青空駐車のコーティングは親水と撥水コーティングどちらがおすすめ?

ガラスコーティングの中でも水弾きのタイプは様々ですが、撥水と親水が主流になります。

よく、「青空駐車のコーティングは、親水がよいと聞くんですが、本当でしょうか?」と、お客様からご質問を頂くことがあります。

直射日光が塗装上に残留している水滴に差し込み、レンズとして機能することでボディが焼ける、ウォータースポットに親水のほうがなりにくいから、ということらしいのですが、私のこれまでの経験上そんなことはありません。

親水は、大気中の油汚れがついてしまうと、結局親水を維持できず、撥水のようになってしまい大きな水玉が塗装面に残留します。

そのため親水だからといって、完全に塗装面に水滴が残らないということはないので、青空駐車環境におけるウォータースポットのなりやすさでいうと、撥水親水は差がないです。

むしろ、撥水性能の高いコーティングを施行されると水をよく弾き、撥水のほうが塗装面に水が残りにくく(水滴が流れる度合いは滑落度によります)、コーティング効果の実感としても親水より弾き具合を感じられるので、青空駐車の場合は、親水ではなく撥水がおすすめです。

(ただし、今後完全に親水状態を維持でき、撥水よりも塗装面に水が残りにくい液材が出てくるようであれば、その限りではないかと思います。)

青空駐車のコーティングは新車のうちがよい理由

特にコーティングする場合は、新車時がおすすめです。

理由は、塗装が劣化してしまう前に、コーティングをすることで、塗装を保護することもできるからです。

また、劣化後にコーティングをやる場合ですと、濃色車など磨き作業も大掛かりになる可能性が考えられ、コーティング施工価格も上がってしまいます。

そのため、コーティング施工する場合は、新車時が良いでしょう。

青空駐車の車のコーティング後のメンテナンスについて

コーティング施工後のメンテナンスについては、洗車を定期的に行う必要があります。

コーティングをしたからといって、洗車はしなくてもよい、というわけではなく、汚れは取れやすい状態ではあるため、汚れがついたら都度洗車する、を心がけていただくと、コーティングの効果が長持ちします。

車の色や、駐車環境、使用状況に応じて、頻度は変わりますが、すくなくとも月1回は洗車ができるとよいでしょう。
コーティング車の洗車方法の詳細はこちらを御覧ください。

参考:コーティングした車の被膜が痛まない正しい洗車方法

まとめ

青空駐車の車は、カーポートやガレージ保管の駐車環境に比べると、熱や紫外線、そして酸性雨などの原因によりどうしても劣化しやすくなっています。

けれど、青空駐車だからといって何も対策できないわけではありません。愛車を大切に、美観を末永く維持するためにも、ガラスコーティングはおすすめです。

本記事で知らなかった部分がクリアになり、皆様のカーライフにお役立ちできれば幸いです。

 

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