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車内装コーティング完全ガイド!種類別の特徴と選び方を徹底解説

車の内装のコーティングをイメージした画像

1. 車の内装コーティングとは

車内装コーティングは、車の内装を長く美しく保つための重要な施策です。多くのオーナーは外装の美観に気を使いますが、内装も同様に保護が必要です。車の内装は日常的に使用されるため、汚れや劣化が進みやすく、特にレザーやファブリック部分は傷や汚れが付きやすいカ所です。

車内装コーティングを施すことで、これらのダメージから内装を守り、美しさを長期間維持できます。さらに、コーティングは汚れを防ぎ、掃除を容易にする効果もあります。例えば、レザーコーティングは革のひび割れを防ぎ、ファブリックコーティングはシミや汚れが付きにくくします。

これにより、車内の美観を保ちながら、快適なドライブを楽しむための情報を提供します。これから、車内装コーティングの重要性や種類、施工方法について詳しく見ていきましょう。

本記事では、1987年創業、カーコーティング専業一筋30余年、新車中古車の施工台数は20,000台超という経験の東京の車コーティング専門店を営む現役施行者である及川が、これまで頂いたお客様からの情報や、同業界における経験に基づく知識を踏まえ、「車内装コーティングの必要性や効果」「車の内装コーティング後のメンテナンスのコツ」について解説させていただきます。これにより、車内の美観を保ちながら、快適なドライブを楽しむための情報を提供します。これから、車内装コーティングの重要性や種類、施工方法について詳しく見ていきましょう。

2. 車内装コーティングの必要性とメリット

2-1. 車内装コーティングの重要性

車内装コーティングは、車の内装を長持ちさせるために非常に重要です。特に、車の内装は日々の使用で劣化しやすく、紫外線や温度変化、摩擦などの外部要因からも影響を受けます。コーティングを施すことで、これらのダメージを軽減し、内装の美観を保つことができます。

2-2. 車内装コーティングの効果とメリット

コーティングの主な効果としては、以下の点が挙げられます。

  • 保護機能:コーティングは、内装素材を外部の汚れやダメージから保護します。例えば、レザーシートの表層部の汚れ抑制や色褪せを防ぐ効果があります。
  • 清掃の容易さ:コーティングを施すことで、汚れが付きにくくなり、堅絞りのマイクロファイバークロスで汚れを簡単に拭き取ることができます。これにより、日常の清掃が楽になります。
  • 長期間の美観維持:内装の劣化を防ぎ、新車のような状態を長期間保つことができます。

2-3. 車内装コーティングのデメリットと注意点

コーティングにはメリットが多い反面、以下のようなデメリットや注意点もあります。

  • コスト:高品質なコーティングは、それ相応の費用がかかります。しかし、長期的に見れば、内装のリペアや交換コストを抑えることができます。
  • 施工の手間:プロに依頼する場合は問題ありませんが、DIYで行う場合は施工に手間がかかります。正しい方法で施工しないと、効果が発揮されないこともあります。下地処理方法を間違えるとコーティング定着ができずに失敗してしまい効果を実感できなくなります。

3. 車内装コーティングの種類

3-1. レザーコーティング

レザーコーティングは、革素材を保護するための専用コーティングです。革の柔軟性を保ちつつ、汚れや擦れを防ぎます。特に、高級車のレザーシートには欠かせないコーティングです。

3-2. ファブリックコーティング

ファブリックコーティングは、布製のシートや内装を保護します。汚れやシミを防ぐだけでなく、防水効果もあります。これにより、飲み物をこぼしても簡単に拭き取ることができます。

3-3. プラスチック・ビニールコーティング

プラスチックやビニール部分には、専用のコーティングを施すことで、色褪せや劣化を防ぎます。これにより、ダッシュボードやドアパネルなどの部分も長く美しく保てます。

4. 車内装コーティングの施工方法

4-1. 必要な道具と準備

車内装コーティングを施す際には、専用のコーティング剤、クロス、ブラシなどが必要です。施工前には、内装をしっかりと清掃し、汚れを取り除くことが重要です。

4-2. 効果的な施工手順

  1. 内装の清掃:まずは、内装全体をしっかりと清掃します。ホコリや汚れを取り除くことで、コーティングが均一に施されます。
  2. コーティング剤の塗布:専用のコーティング剤をクロスに取り、内装に薄く均一に塗布します。レザーやファブリック、プラスチックなど、素材に合わせたコーティング剤を使用します。
  3. 乾燥:塗布後は、しっかりと乾燥させます。乾燥時間は、コーティング剤の種類によって異なるため、説明書に従ってください。

4-3. 施工後の注意点

コーティング後は、数時間から数日の間、内装に触れないようにすることが重要です。また、乾燥後も定期的なメンテナンスを行い、コーティングの効果を長持ちさせるよう心がけましょう。

5. 車内装コーティングのメンテナンス方法

5-1. 定期的なメンテナンスの重要性

コーティングは一度施すだけでなく、定期的なメンテナンスが必要です。定期的に清掃し、DIY施工の場合は必要に応じてコーティングを再施することで、長期間にわたって効果を保つことができます。

5-2. クリーニング用品の選び方

メンテナンスには、専用のクリーニング用品を使用することが推奨されます。一般的な洗剤やクリーナーは、コーティングを傷つける可能性があるため、コーティング剤と相性の良い製品を選びましょう。

5-3. 車内環境を整える方法

車内環境を整えることで、コーティングの効果をさらに高めることができます。例えば、紫外線カットやIRカットのウインドウ用の断熱フィルムなどを施工することにより、車内の湿度を適切に保つことが重要です。

6. Q&A

Q1: 車内装コーティングは自分でできますか?
A: はい、自分で施工することも可能ですが、プロに依頼することでより確実な効果を得ることができます。

Q2: コーティングはどれくらいの頻度で再施工する必要がありますか?
A: 使用頻度や環境によりますが、一般的には半年から1年ごとに再施工することが推奨されます。プロ施工の場合の多くは3年程度の有効性があります。

Q3: コーティングを施した後の注意点は?
A: 施工後は、数時間から数日の間、内装に触れないようにし、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。プロ仕様のものは数時間程度で車の移動程度は出来るようになります。

7. まとめ

車内装コーティングは、内装の美観を保ち、長期間にわたって車を快適に使用するための重要な施策です。定期的なメンテナンスを行うことで、その効果を最大限に引き出すことができます。皮コーティングは市販品とプロ専用品など多くの種類が出ています。

素材の違いや駐車環境や年間走行距離などの使用用途と耐久性をよくお考えの上商品選びをされると良いと思います。

ポリッシュファクトリーでは皮やファブリック専用のコーティングを施工メニューにございます。プロが行う専用のコーティングはこちらからご覧くださいませ。

 

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及川勝一

車コーティング専門店『ポリッシュファクトリー』で、施工歴37年。

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